＊ ページ31
不審者
「ゼンラ……」
「俺の名前はセンラ。そんな不審者扱いされたくないんやけど」
あれから俺だけボコられて数日。
伊之助君の声帯がかなり良くなり、(なんていう治癒能力だ…)前みたいに存在自体が猪突猛進みたいでは無くなったのだが、だいぶコミニュケーションが取れるようになった。
「ねえ善逸君善逸君。これどうしたらいいのかな。伊之助君がずっとセンラの事不審者扱いするんだけど」
「ほっといたらいいんじゃない？それになんだか清々するし。
あと普通に善逸って呼んでいいよ。気軽に呼んで。伊之助も呼びつけでいいと思うわ、あいつ別に変えても気にしないと思うし」
「清々するって…んじゃ二人の事名前で呼ぶわ。よろしくな！あと、その饅頭は何処から…」
「机の上に置いてあったから(勝手に)持ってきた」
「ええまたぁ？いい加減にしといた方がええぞ。…一個ちょうだい」
「お前も悪いなあ」
「違いない」
「「HAHAHA」」
センラが伊之助に不審者扱いされてる事を相談してみたら、善逸にむしろ清々すると言われた。
二人の仲はなんか知らぬ間に直っていて、今は普通に話している。心配して損した。
まぁそれでも傍から見ればいっつも些細なことで喧嘩してるように見える。
それこそ“喧嘩するほど仲がいい”って言うやつなんだろうけど、それでも数が多い。
この間なんか“納豆をかき混ぜる回数に着いて”で取っ組み合いの喧嘩になりそうなぐらい険悪になってたしな。お前ら内容が内容なんだよ。熟練夫婦か。…あっこれうめえ。
「…ゼンラ…」
「…ああっもうなんだよさっきから全裸全裸って！俺はセンラや！なんか名前に文句あるんやったら言えよ！なんも出来へんしお前の事嫌いになるだけやけど！」
「………勝負……しろ」
「「！！！！」」(善)(坂)
センラが痺れを切らして叫んでみたところ、伊之助が予想外の事を返してきた。
俺は善逸の方へ向き、すぐさま話し合いを始める。
「どうしたあいつ、今まで散々自分弱い弱いって言ってきてたのに、なんかあいつに誰か言った？」(善)
「いやわかんないわかんない。なんか行動が読めないんだけど伊之助の。
…もしかして、活力を戻してきた？」(坂)
「やっぱそれしかないよな。それよりここで勝負にワザと負けて伊之助の調子を上げた方がいいんじゃ…」(善)
「だよな。そこはセンラもわかってくれてんのかな。なんかこう…上手くやってくれんかな」(坂)
「さぁ…」(善)
続きますよ。
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um(プロフ) - そうですかありがとうございます！ (2020年7月27日 22時) (
レス) id: 00ce3b9bd5 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - umさん» 下のコメントの続きです。あと、私も文章能力があまり良くないので、描写などが上手く書けていない所も全然あります。そこでストーリーを勘違いさせてしまっていたらすみません！上手く言えていなくてすみません。わざわざコメントありがとうございました！ (2020年7月27日 22時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん 極細(プロフ) - 違うアカウントから失礼します！(このアカウントはもう使えなくなってしまったので…中の人は同じです)ここの場合、柱合会議は歌い手様がストーリーに少し影響を与えている為、一部のキャラが協力的だったりしています。続きます。 (2020年7月27日 22時) (レス) id: d5543b7af3 (このIDを非表示/違反報告)
um(プロフ) - コメント失礼します!柱合会議の感じが違うと思うのですが………… (2020年7月27日 21時) (レス) id: 00ce3b9bd5 (このIDを非表示/違反報告)
筆ペン屋さん(プロフ) - 火白．さん» 遅くなってすみません、ちゃんとレス出来ていませんでした。このコメントの下のコメントが返信です。 (2020年4月13日 12時) (レス) id: 51416204c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：筆ペン屋さん | 作成日時：2020年3月28日 1時
