ウソつき看守はどっち？ ページ15
今はアタシ一人だよ
リアムはスティーブと話ししてる…
は？
ぺいんとの所にリアム？
いや…あれはリアムじゃ無い……
道化師か
クソ…好き勝手しやがって
ぺいんとは気付けるだろ
それにしてもしにがみとクロノアは大丈夫だろうか？
そろそろ話が済む頃だろう
これで明らかにぺいんとがリアムサイドと判断された
さて…
どんどん物語が進んでいるな
アタシもちゃんと動かなければならないな
たく…面倒くさい
道化師…無駄な動きをしないで欲しい
スティーブがクロノアとしにがみを迎えに行ったな
…
うん。
スティーブとリアムはずっと話していたからな
クロノアとしにがみは気づいただろ
……
リアムが戻って来たな
ﾘｱ「済まない。戻った」
『いや、大丈夫だよ』
ﾘｱ「どうした？…………何かあったのか？」
『……誰とは言わない…けど、何者かがリアムのフリをしてぺいんと…8番を連行、8番は今独房に居る。』
ﾘｱ「……犯人を教えないという事は、また、まだ言えないのか」
『うん。これ以上は…危ない』
ﾘｱ「そうか…まぁ、分かったことがあったら教えてくれ」
『うん』
……
アタシは今も耳にインカムをつけ
ゴルゴンとの会話をリピートしてる
今はステイサムの話だ
ステイサムが重症を負ったこと
リアムはバッカニアには行っていないこと
取引の事についてのこと
ゴルゴンがすべてリアムのフリをしていたこと
今まで騙していたこと
ﾍﾟｲ「奴はリアムにも変身できる!!みんな気をつけろ!!」
独房だから誰も聞いてないぞ
……
そうか
あの時からか
バッカニアで、囚人とやり合った
リアムとステイサムを助けた時も…
そうか…あの時…重症のステイサムをあのまま殺そうとしていたのか
だが…僕達に邪魔された、だから…
リアムとしてあのまま近づき、
切りつけて殺害しようとした
しかし失敗
逃げられたから
そのままにしたのか
で、一般人に見つかったステイサムは
病院送り
道化師はその病院を燃やした
たまたまあの時僕がステイサムのお見舞いに来てたから
良かったよ…
ん？
お姫様抱っこで運んでやったよ
後は傷口が塞がるまで待機だったから…
家で安静にしてる…
そうか…あの時から
騙してたのか…
ん？アタシがいつリアムと付き合ったのかって？
……ここに来てから
一目惚れだって告白された
あのときのリアムは今思うと
真っ赤で可愛かったよ
本当に…ネ？
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作者名：狼 | 作成日時：2021年9月13日 8時
