シャイな彼【赤】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,612 hit

▽ 7 ページ7

・

保健室を当番で回していくこと。

その当番はクラスの2人。

重岡くんと仲良くなれるんかな。

「なんやかんやめんどくさそうやな」

「濵田先輩は面倒くさがりですか？」

「俺内申ほんま悪いから委員会せぇへんとほんま危ないねん！！」

「あー、なるほど。」

お兄ちゃんから1回も濵田先輩の話聞いたことはない。

お兄ちゃんは1つ上で来年が受験。

まだ内申気にしなくていいはずなのに気にするってことはよっぽど？？

「重岡くん昼とか大丈夫？」

「え？あ、全然平気やで。俺、部活もしてへんし」

「あ、それならよかった。私も何もしてへんから」

部活とか入ってそうだったけど大丈夫そう。

相変わらず私と話すときはたどたどしいけど。

「重岡くんやっけ？なかなかピュアな男やな」

「なんや！！悪いか！！」

「青春しとるな思って」

「うるさい！！」

「かわええからすぐ誰かにとられそうやけど頑張るんやで！俺は応援しとるから！」

「余計なお世話や！！ばーか！！なで肩ー！！」

「な、なんやと！？」

濵田先輩に容赦ない重岡くん。

なんか楽しそうだけど。