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目が覚めると、いつもよりぼーっとした頭とぼんやりとした感覚に違和感を感じる。


ママにも「顔赤いわよ?」と言われ、念の為体温を測れば37度ちょっと。


これなら行けるだろうと「しんどいなら休みなさいね」というママを押し切って家を出た。









「おはよ、ってなんでマスク?風邪?」








マスクをつけた私を見るなり、風邪なのかと顔を覗き込む翔太。


いつもなら『近いから』と押し返していたけれど、そんな元気もなく『ちょっとね』と返した。









3限目が終わった頃、明らかに体温が上がった感覚がする体を必死に起こしてスマホを覗けば





翔太:辛くなったら保健室ね




というメッセージが入っていて、何でもお見通しかと席を立つ。








「心配だからついていく!」と言ってくれた玲奈に、もうすぐ授業だからと先生への伝言だけ頼んで階段を降りた。






保健室のドアへ掛かったプレートが"職員室にいます"になっていて、ガクリと肩を落とす。



とりあえずベッドだけ借りようとドアに手をかけたところで、中から聞こえた声に気づいて手を止めた。









「お前さ〜、いつまでそんなことしてんの笑」



「いや結構楽しいんだって!しょっぴと関係拗れんのはごめんだけど、可愛いし落とせたら落とせたでラッキーだし?」



「俺も話し合わせてやってんだから上手くやれよ?」



「手強いけどなんとかするべ!笑」









聞き覚えのある声と話し方



もし、会話の中で出てきたしょっぴーというあだ名が翔太のことなら





私は、翔太のことをしょっぴーと呼ぶ人を一人しか知らない。









「でもさ、しょっぴにも騙されてたのに俺まで騙してるとか知ったら流石にAちゃん落ち込むかな」



「当たり前だろ笑」









自分の名前が出てきたところで確信した。




きっとこの人は樹くんだ。








最悪のネタバラシが、熱でガンガンと痛む頭に余計刺激を与えてくらくらする。









『もう、最悪』





一人虚しく呟いた言葉は宙を待って消えて、体の力がぬけてふわりと浮いた感覚がした。



バタンッと倒れる寸前で支えられたのは、安心する香りと聞き慣れた声の持ち主のおかげ。









「なにやってんだよばか」









ばかはどっちだ、ばか。

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名無しちゃん(プロフ) - だくん。さん» ありがとうございます(><)頑張ります!! (1月23日 17時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
だくん。(プロフ) - 作者様の考え方やお話大好きです。更新頑張ってください! (1月22日 23時) (レス) id: 169a6b186d (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - ぴ。さん» 私なんかの作品で泣いて頂けるなんて(><)有難うございます、更新頑張ります(_ _*)) (1月11日 1時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ。(プロフ) - 思わず涙してしまいました、、、更新待ってます(><) (1月11日 0時) (レス) id: 29f94e2bfb (このIDを非表示/違反報告)
名無しちゃん(プロフ) - あめりさん» 有難うございます(><)まだまだ未熟ですが、更新頑張ります! (1月7日 0時) (レス) id: 1576c4c9b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無しちゃん | 作成日時:2020年1月4日 1時

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