陸拾弐頁─心配 3─ ページ9
「ん？アンタ誰だい？｣
肩につかない程度の短い黒髪が綺麗な女性が、手に持っている物騒な物から視線を此方に移す。
云い終わるのと同時に私を見たからか、最後の音が僅かに不自然な切れ方をした気がした。
表情も今まで見てきた初対面の人に向けるものとは少し違うように思える。
『失礼しました。私は有島Aです。挨拶が遅れてしまい申し訳ありません』
「あぁ、アンタがあの。アンタのことは太宰から聞いてるよ。で、太宰が何だって？｣
...あのってのは一体どんなことを云ったのですかね、太宰さん。
気にはなるがかなり緊迫している雰囲気だったので彼の頼みを最優先にする。
『太宰さんから与謝野先生を呼んできて欲しいと頼まれまして』
「太宰が？悪いけど、重症でも彼奴の怪我は妾には治せないよ。異能が無効化されてしまうからね｣
『いえ、当の本人は頗る元気です。多分国木田さん達が中々帰ってこない事に関係しているのだと』
「真逆、それって電話の件かい！？｣
『そ、そうですが』
「それなら早くそう云いな！ほら、行くよッ！｣
『は、はい！』
彼女の勢いに気圧され、私の頭は飛び起きる。
なんというか探偵社ってある意味マフィアよりも怖いような。
とんでもない処に来ちゃったな、私。
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煉華☆(プロフ) - 書いたつもりだったのですが(；・∀・)中也さんはもう少し夢主と絡ませる予定です！コメントありがとうございました！ (2017年2月13日 10時) (
レス) id: b70d4562c3 (このIDを非表示/違反報告)
煉華☆(プロフ) - 名無しさん» こんにちは(*^^*)やっぱり分かりにくかったですかね？何故かシリーズ化しないんですよ...。説明欄から行けるようにURLを貼っているのですが、また今度見えやすいようにしておきますm(_ _)m お、気づいてもらえましたか！自分では気づくか気づかないかくらいの色で (2017年2月13日 10時) (レス) id: b70d4562c3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こんにちは。part1が分かりづらくちょっと大変でしたが、最初から最後まで読ませてもらいました(^ー^)最新話の夢主の「…馬鹿」がもう可愛すぎ！これからも頑張ってください！ (2017年2月11日 15時) (レス) id: 23590d66be (このIDを非表示/違反報告)
鈴燈輝葵(プロフ) - 煉華☆さん» 双黒大好きなので楽しみです♪ (2017年1月9日 2時) (レス) id: 2f068cebfc (このIDを非表示/違反報告)
ふぅり(プロフ) - あ、ほんとだ、すみません、！！！フォローさせていただきます！(｀・ω・´)ゝ (2017年1月8日 15時) (レス) id: d25cb7c6f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：煉華 | 作成日時：2016年12月7日 19時
