ウソダロ ページ39
〜チャンミンside〜
昨日ヒョンと話をしたAさんが、今日は瞳子さんのところへ…
"ユノくん、全部話してくれたわ"
詳しくは聞いてないけど
ヒョンの相手が瞳子さんである事は確実だろう
そして俺はヒョンからまだ何も聞かされてない
だから俺はマンションに帰ってきても、Aさんの部屋には行かずヒョンと一緒に最上階へ
「ヒョン…聞きたいことがあるんですけど」
リビングに入るなり俺から切り出した
「昨日、Aさんを呼び出しましたよね？」
「あぁ…ごめん。お前に断ってなかった」
「何で呼び出したんですか？」
「……聞いてないのか？」
Aさんがあれ以上何も言わなかったのは、ヒョンが俺にも話すと思ったから
「俺には何も言わないつもりですか？」
「言わないも何も…検討はついてるんだろ？」
俺が気付いているから敢えてヒョンからは何も言わないのか？
だったらお望み通り俺から聞いてやる
「ちぃ坊と別れて瞳子さんとくっつくんですか？」
「……………」
「そんなにちぃ坊より瞳子さんなんですか？
ちぃ坊がいるのに瞳子さんに気持ちが移った理由ってなんですか？」
まるで箱入り娘のようにちぃ坊を大事にしてたのに
「……いつもAさんに甘えっぱなしのチャンミンには分かんないよ」
「え…？」
「今でもちぃの事は好きだけど…疲れたんだ…ちぃといる事に」
疲れた？
「ちぃといると無意識に俺が俺がって…ちぃを見てると何をするにも心配で…」
「ちぃ坊だってああ見えてしっかりしてますよ？」
「そっか…俺にはしっかりしてるとこなんて見せてくれなかったな(苦笑)」
「そんなのヒョンが見てなかっただけじゃないですか？」
「そうかもな…でももう遅いよ…」
「そんなに瞳子さんの事を？」
「……瞳子さんの前じゃ自分を抑えられない…こんなの初めてだよ」
そんなに…？
自分を保てないほど…？
「腹へったな(苦笑)何か食うか？」
「腹なんて…」
どっちかって言ったら俺は酒が飲みたい気分ですけど
なんて口には出せずにいたら
ヒョンは冷蔵庫を開けて、何故かすぐ閉めた
「？？ヒョン？」
「………………」
黙ったまま目を閉じたヒョン
その口からは思いもよらない言葉が…
「…ちぃ、いるんだろ？出ておいで」
は！？
「ちぃ？」
そんなわけないと思いながらもリビングをグルリと見渡すと
カーテンの陰からひょこっとちぃ坊が顔を出した
ウソダロ………
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りんご(プロフ) - 涙がとまりませーーん(TT)(TT)ちひろちゃんをどうかどうか幸せにしてあげてください！！で、ユノのことなんかすーーっかり忘れさせてあげてーー泣。 (2019年11月11日 18時) (
レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - momoさん» ユノと瞳子さんは簡単には上手くいかないでしょうね…いつまで続くか高みの見物ですわ(｀∀´) (2019年11月9日 15時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 沙羅さん» ちぃ坊にはこの先、良い事しか待ってない！あの二人は分からんけど…( ￣▽￣) (2019年11月9日 15時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - norikoo0310さん» ユノたちがあっという間に冷めてしまったら"なんだコノヤロー！(怒)"ですよねσ(^_^;)かといって幸せになっても欲しくないしなぁ… (2019年11月9日 14時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 相手の気持ち、本心を目の当たりに聴くのって辛いですね。あれだと楽しかった思い出も否定されたようで辛いです。 (2019年11月5日 11時) (レス) id: 391557b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2019年10月6日 22時
