年上組 ページ23
「いい加減にしろよっ！」
ゲストルームに籠って業務報告メールに目を通していたら聞こえてきたユノくんの怒鳴り声にゲストルームを出ると
「いい加減にしろはこっちのセリフ！いちいちうるさいっ！このクソジジイ！！」
今度は千尋ちゃんが怒鳴り、私が降りる階段とは逆の階段を掛けのぼって行き
ユノくんはウッドデッキのあるテラスへと出て行った
チャンミンはひとりポカーンとしてる
「どうしたの？」
「いや…ゲームは一時間って約束だったのに、思わぬイベントが発生して…ちぃ坊がそれだけはやりたいって…でもヒョンが…」
「なにそれ？ゲームをするしないで喧嘩？」
「まぁ」
「くだらない…」
いい大人がたかがゲームで何やってんのよ(呆)
これじゃ恋人同士の喧嘩じゃなくて"親子喧嘩"
「その内こんな事になるんじゃないかと思ったわよ…ちょっとユノくんと話してくる」
「えっ？ヒョン相当キレてるのに？大丈夫ですか？」
「大丈夫よ」
ったく、一体ユノくんは千尋ちゃんをどうしたいの？
「ユノくん」
私もテラスに出てユノくんに声を掛けた
「Aさん…」
「何がそんなに気に入らないの？たかがゲームでしょ？」
「…一時間って約束だったんだ」
「私はゲームに詳しくないけど、そんなにぴったり一時間で終わるようなもんじゃないんじゃないの？」
「そうだけど…」
そう
ユノくんだってそこら辺は分かってた
でもキレたのは…
「千尋ちゃんが言うこと聞かなかったから腹が立ったんでしょ？」
「…………………」
「…あれもダメ、これもダメ。どうして千尋ちゃんにダメダメ言うの？」
「だって心配なんだよ…ちぃのやる事が…」
違う
いや、それもあるかもしれないけど
「ねぇユノくんは千尋ちゃんをどうしたいの？
自分の理想とする千尋ちゃんにしたいの？」
「………」
「私にはユノくんは千尋ちゃんを自分の思うように支配したいだけに見えるわ」
「そんなっ」
「自分の言いなりにさせて、言うこと聞かせて満足してる。だから反抗されると腹が立つ。
ユノくんは千尋ちゃんを支配したいのよ」
「違う！」
「キミは本当に千尋ちゃんが好き？
それとも何でも言うこと聞いてくれる女を側に置いときたいだけ？
そのあたり、よーく考えなさい」
そこまで言って私はゲストルームに戻ったけど
偉そうにベラベラとご託を並べすぎたって後悔
私って何様よ…
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純蓮(プロフ) - ももさん» ももさん、こんばんは！なかなかチャンミンに練習の成果を披露するチャンスが訪れません…(汗) (2019年9月7日 21時) (
レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» 千衣さん、こんばんは！待って頂けてありがたいです！ (2019年9月7日 21時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、こんばんは！チャンミンいまだ言えず終いです(笑) (2019年9月7日 21時) (レス) id: b9f58593a7 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 純蓮さん こんばんは。チャンミンのことたからたくさん調べたんでしょうね。難しい本とかYouTubeとか。舞い上がってるご両親と テンパってるチャンミン。どちらが勝つんだろ？めっちゃ楽しみです。帰ってからのお仕置きも気になりますやん… (2019年9月3日 21時) (レス) id: 7e500228d3 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - いつまでも待ちますとも♪ (2019年8月24日 21時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2019年7月21日 17時
