やっぱり俺 ページ31
「ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…」
ダメだ
どうしても堪えられない
表情管理が…
「なによ…気持ち悪いわね…」
「だって…ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ」
あの店に着いて第一声が
‘チャンミン’
って
一番に俺を見てくれて
一番に俺の名前を呼んでくれた
だから嬉しくて
どうにもこうにもその気持ちが抑えきれない
「あの人…スギノさんだっけ？昔から仲が良いんでしょ？」
「腐れ縁ってだけよ」
「ふーん」
一度は崩れた優越感
それが再び復活したもんだから余裕なんかこいちゃって
「あの人のこと好きだったとかないの？」
こんな事まで聞けてしまう
「はあ？やめてよ…(呆)あんなのに私が惚れると思うの？」
「だってあの人格好良いじゃん？ドンへヒョンに似てるし」
「それってドンへさんに失礼よ？ドンへさんの方がキラッキラしてて全然格好良いじゃない」
「キラッキラ？」
「そう。ドンへさんの笑顔ってキラッキラ〜って感じじゃない？」
えー？
Aさんってドンへヒョンの事そんな風に見てたんだ？
キラッキラ
俺にはそんなの一度も言ってくれた事ない
「俺は？」
「え？」
「Aさんから見た俺ってどんな？」
「そうねぇ…」
お？
ちゃんと考えてくれてる
面倒くさいとか言わないんだ♪
「分からないわ(苦笑)」
「分からない！？」
「キミは何も例えられない」
「俺もキラッキラとかないの！？」
無いはず無いだろ！
格好良いとは言ってくれてるんだから
何かしら俺にもちょうだいよ！！
「だってキミを見てると好きだなぁって思うし、キミの事を考えても好きだなぁって思うんだもの」
えっ！？
突然なんだよ！(///)
「だからキミは‘好き’で良いでしょ」
「ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ」
「…その笑い方止めてくれない？」
いや
無理でしょ
「田中や金子、ドンへヒョンにスギノさんがいても俺なんだ？」
「なにそれ？意味が分からないんだけど(笑)」
「だから俺なんでしょ？(^^)」
「キミしかいないでしょ」
「ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌﾌ…」
「それ…止めてくれない？本当に気持ち悪いわ」
全く…
今日はなんて良い日なんだ！
やっぱりAさんには俺なんだ！！
いつも俺ばっかりが好きで
たまに本当に俺のこと好きでいてくれてるのか疑わしくなるくらい冷たい時もあるけど
Aさんだって俺のこと超超超超超好きなんじゃん♪♪♪
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とんこ - え〜完結ってなってたからシリーズ最初から読んじゃったけどこれひょっとして区切りも着いてないですよね。折角面白かったのに残念。こんな気持ちになりたくなくて完結作品捜して読んだのに (2019年1月4日 8時) (
レス) id: ea70574319 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - ベルギーを称賛ってさすがだね (2018年7月3日 18時) (レス) id: b2dbe2074b (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - 千衣さん» ちょっとアホっぽいチャンミンにどんどんにやけちゃってください(笑) (2018年6月30日 9時) (レス) id: a8649ab444 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 純蓮さんの言葉のチョイスが４０代の私にはツボです。『浮かれポンチ』＝この作品のチャミ、当分ツボってにやけるヤバイ人になるな〜 (2018年6月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年6月16日 22時
