ココハドコ？ ページ40
「…ちゃん…Aちゃん…」
ユノの声が聞こえる…
「Aちゃん…Aちゃん」
そんなに何回も呼ばなくたって聞こえてるよ
だけど声が出せないし目も開かない
なんだこれ？
・・・あー私、寝てんだ
それにしても今日はやたらと寝心地が良いな…
だけど
・・・おかしい
脳が起きてきて意識がハッキリしてくるにつれて変だなって
目を開けるとそこにはユノの姿
「ごめんね？俺そろそろ出るんだ…声掛けずに出るわけにもいかないから」
「ユノ！？(///)」
ビュン！って体を起こしてみたものの
有り得ない失態にまたベッドに潜り込みたくなる
「また寝て良いからね。あとお腹すいたら冷蔵庫にあるもの食べて良いから。俺は昼過ぎには帰ってこれるから(^^)」
「やっ、帰るよ！」
「もしかして仕事？」
「休みだけど」
「だったら大丈夫だね」
何が大丈夫なの？
私的には全然大丈夫じゃないよ
「迷惑掛けてごめんなさい！あと心配も！いつまでも居たらまた迷惑だから帰る！すぐ帰るね！」
勝手に会いに来て、勝手に大泣きして、勝手に眠りこけて…
恥ずかしいったらありゃしない
「ダメ」
「は？」
「俺が仕事から帰ってくるまでここで待ってて」
いやいやいやいや！
ないないないない！
「ユウトくんとの事は納得したけどまだ俺たちの話はしてないよね？だから俺が帰って来てから話そう」
「でも一回家に帰らせてくれても…」
「たった数時間ここで待ってる事もできないの？」
「そういう問題じゃなくて…」
「いいからここに居ろ」
えぇー？なんなの？
何でそんなに強気ユノなの〜？
‘じゃぁ仕事終わったら連絡するね’とか笑顔で言ってすんなり帰してくれるってパターンじゃないの？
「えーっと、着替えとかお風呂とか…ね？」
「着替えなら貸すし、お風呂もここで入れば良いじゃん」
なんでそうなる！？
てかさ！ここどこよ！
私どこに連れてこられたの！？
「下着もここから好きなの選んで」
ユノが手にした箱には数種類の女性用下着
「こんなのくれるファンもいてさ、俺じゃ使い道ないし、だからって棄てるのもね」
マジで？
マジで私を家に帰してくれないの？
「やばっ！遅れちゃう！とにかくそういう事だから良い子でお留守番しててね！」
「ユ、ユノっ！！」
よく分からない部屋に私を残してユノは仕事へ行ってしまった
私、ホントにここでユノの帰りを待たなきゃなの！？
また迷子の気分なんだけど！
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アスカ(プロフ) - まさかのチャミをオッサン扱い〜。最高（d(-_^)good!!）です。 (2018年5月6日 23時) (
レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - まゆまゆさん、おはようございます。いつも楽しく読ませていただいてます。ユノペンの私とすれば、ユノがお父さんなら眼が肥えるというヒロインの気持ち、物凄くよくわかります。自分の気持ちにも鈍感なユノが、愛しい！ (2018年4月22日 5時) (レス) id: 0c3ca6793d (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさん、こんばんは！コメントありがとうございます♪ちょっと無神経発言のユノユノです(;^_^A (2018年4月17日 22時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あちゃー(笑)ユノくん、何てこと言うの！ヒロインちゃんが切なすぎる… (2018年4月17日 2時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年4月12日 22時
