始まらない ページ13
「そっかー、ナオのお姉さんかー(^^)」
初めて私を目にした時とはうって変わって、さっきからニコニコしてるユノさん
何がそんなに嬉しいんだか…
「お兄さんもいましたよね？僕、お兄さんに挨拶されてお酒注いでもらいました」
「披露宴の時ですか？ユノさんも参列して頂いてたんですね…その節はご挨拶も出来ずに申し訳御座いませんでした」
あの披露宴のジョンスくんサイドの参列者はみんな煌びやかで…みんな同じ顔に見えた
これは兄嫁の言うとおり、ジョンスくんのグループのメンバーの顔と名前くらいは覚えないと、後々ナオに恥をかかせてしまうかもしれない…
「Aさん…僕たちね、こんな風に日常会話が出来るくらい日本語が上手なんだけど」
「ヒョン、自分で日本語が上手なんてよく言えましたね」
「そこ突っ込まないで！そうじゃなくて、Aさんが使う日本語が難しくて理解出来ないの！だからー、もっとー…ねぇチャンミン、何て言うの？」
「Aさん、ユノヒョンはもっとくだけた日本語で接して欲しいそうです」
「あー、それそれ！くだけた日本語！」
そうか
なんだかもう初対面の人とはかしこまった会話しか出来なくなってるのか
これも職業病の１つだわ…
「すいません…もう少し分かり易い日本語を使うよう気をつけます」
「お願いします(^^)いやー、それにしてもナオもだけど、お姉さんも綺麗ですねー♪お兄さんもイケメンだし」
「ありがとうございます」
お誉め頂いて光栄ですが、チャンミンさんの相談事っていつ始まるのかしら…
「Aさんは何のお仕事をしてるんですか？」
「ごく普通のOLですよ」
「大きい会社？」
「まぁそこそこ」
「どこに住んでるんですか？」
なんでこんなに質問ばかりしてくるのよ
今日は私の話じゃなくて、チャンミンさんの話を聞きに来たんですけど
「Aさんはこのマンションに住んでますよ」
「マジ？偶然ですね！何階？何階に住んでるんですか？」
「あぁ！もう！ヒョン！いい加減ジャマですっ！どっか行け！！」
どっか行けは言い過ぎだけど、このままユノさんばっかり喋ってたら、私がここに来た意味が無い
「何で俺ジャマ？俺をここから追い出して２人で何するんだよ？」
「今日、俺がAさんを連れて来たのは相談があったからで」
「何？何の相談？」
「何でも良いじゃないですか！」
「なんだよー仲間外れにすんなよー」
あぁ…
これじゃまだまだ始まらないわね…
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純蓮(プロフ) - wakaさん» wakaさん、コメントありがとうございます！ご期待に添えられてるでしょうか(。>A<。)今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (
レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
純蓮(プロフ) - りんさん» りんさん、コメントありがとうございます！やっとここまで来ましたよ(;^_^A 今後も宜しくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: c6171d5fef (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナは、ワガママねウフフ(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わーい30過ぎて色々あってもやっぱり好き！ヒロインちゃんは、よく、考えるね、うん(OvO)考えたら、考えただけ、チャンミンが好きになるよ！キットね(〃ω〃) (2018年3月4日 18時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - なかなかいい感じにフフフフ今後に期待！ (2018年2月25日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純蓮
| 作成日時：2018年2月10日 12時
