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十五話 ページ16

A目線

寧々「 ここが、、、」

花子「 ここがその異界。安否は別として
いなくなった生徒も皆何処かにいるはずだよ 」

光「 すげぇな、、、 」

A「他人の異界くるの始めて、、、」

光「怪異なのにか?」

A「私は最近できた怪異だから
あまり周りと関わりがなかっただよ源くん」

光「そうか」

それは置いといて

ここまで凄いとは思わなかったな

花子「 、、、随分と好き勝手にしてくれてんじゃん 」

花子くんでも異常さに気づいている

しばらく周りを見ていると

寧々「 、、、あっ、」

と寧々ちゃんが呟いた

A「どうしたの?」

寧々「!?なんでもないよ!」

と慌てた様子で手をハンカチに隠している

私にも言えないことかな?

光「 おい、花子!」

源くんが花子くんに声をかける

花子「 ん??」

光「 何もねーぞ。、、、引き裂かれるんじゃなかったのかよ 」

あーここにくる前トイレで花子くんが源くんに脅しを入れてたけど

気にしているのかな?

花子「 こんなすぐにはやらないよ。早々だとつまんないでしょ?
…ちょっとずつちょっとずつ削ってくのが楽しーんじゃん 」

光「 しゅ、シュミ悪ぃーな… 」

私も怪異だけど今回ばかりは源くんに同情してしまう

花子「 俺達は、七不思議。学園の怪異を束ねる七つ頭として、
より多くの人に知られてなくちゃならない。
、、、だから俺達はヒトを脅かす。楽しい事や優しいものより、
嫌な事、怖いものの方が、ずーっと記憶に残るだろ? 」

A「記憶に、、、」

確かにそうだね

花子「 こんなコト、さっさとやめさせないと 」

と花子くんが言うと

ジリリリッ!!ジリリリッ!!ジリリリッ!!

突然黒電話が鳴り出した

最初は突然の事だったのでみんな驚いて固まっていたけど

勇気を出して寧々ちゃんが黒電話の受話器を取る

寧々「 もっもしもし!、、、あなたは、」

??『 、、、あたし、ミサキ、、、』

と綺麗な声の女性の声が受話器から聞こえた


【続く】

十六話→←十四話「ミサキ階段」



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黒里夜桜(プロフ) - しのさん» はっ!本当だ!!しのさんご指摘ありがとうございます(ーー;) (2020年3月9日 11時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
しの - 2話読んでくるじゃなくて、呼んでくるじゃないですか?間違えてたらごめんなさい、、 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 400d3f0549 (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんコメント、お褒めの言葉ありがとうございます!私正直一つもコメント来ないで終わるかと思っていました(^^;おお!二番目ですね!!では二番目に1票入れときますね。読んでくださりありがとうございます^ - ^ (2020年2月28日 7時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵、うまいですね!私は2つ目の挿絵が好きです! (2020年2月27日 15時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
黒里夜桜(プロフ) - 鈴さん» 鈴さん読んでくださりありがとうございます!!ここまで細かく感想を言って頂けるのは初めてなので嬉しいです!はい、更新頑張ります! (2020年2月15日 12時) (レス) id: dfb877d194 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒里夜桜 | 作成日時:2020年2月1日 12時

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