白ひげさん家の隊長たち ページ13
=白ひげ海賊団side=
イゾウの逆鱗に触れた野生児エースを追いかけて、隊長たちが森の奥へ走っているとだんだんと木の倒れる音やら銃声やらが聞こえてくる。
「なあ…まさかエース、誰かいたから取り敢えず攻撃してる、なんてことはない…よな?」
「いや流石に…」
「あのエースでも…」
「…ありえるね」
ジョズの問いかけも虚しくサッチ、ビスタ、ハルタ、誰も完全に否定はできない。
周りの隊員達も自分に話が振られないように、イゾウの八つ当たりの的にならないようにと影を薄めることで精一杯だ。
緊迫した空気の中、皆が心の中でエースを恨みつつ無言で現場へと向かう。
エースと戦っているのはどんな奴なのか。
何故戦っているのか。
自分達に危害を与えるのか否か。
2番隊隊長と殺り合うのだから、相当の実力者だろう。気を引き締めなくては。
現場へと向かってみると、エースと戦っていたのは泣き虫のA。噂通り涙を流しているし、噂以上に実力も高い。
しかし、『泣き虫のA』は無駄な戦闘は避けることで有名。自分によっぽどの害がない、或いはよっぽど相手を恨んでいない限りは…と思って周りをよく見ると、彼女の斜め後ろには中身がこぼれた鍋がある。
状況を理解したマルコとイゾウが、エースに雷を落とすまで、5秒前。
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説教中のマルコとイゾウ、Aにお詫びとしてご飯を振る舞っている4番隊含めサッチを除いた他の面々は、捕獲した肉とあちらのカオスな状況をツマミに宴を開いている。
「まさかここであの泣き虫のAと出会うとは」
「しかもアレ、多分僕らのこと気づいてないよ」
「お、今オヤジが来てやっと気づいたぞ」
きっかけはジョズ、ハルタ、ビスタ。
この3人の隊長たちである。
その間にも船から騒ぎを聞きつけた隊長、船員がたくさん降りてきて、宴がどんどん大規模になる。
「僕らもあっち行こうよ」
「それはいい考えだな」
この様にしてAの周りに、厄介な酔っぱらい共が増えてゆくわけだが、Aはまだ知らない。
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まっだこ(プロフ) - しーちゃんさん» コメントありがとうございます(人 •͈ᴗ•͈)楽しんで頂き嬉しいですやったー!これ見てめっちゃやる気出ました感謝です!! (2022年10月10日 21時) (
レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん - いつも楽しませてもらっています！更新頑張ってください！ (2022年10月5日 19時) (レス) @page37 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - たろ。さん» コメントありがとうございます🙇更新遅くてすみません…たろ。さんの楽しみにねっていれば嬉しいです! (2022年6月19日 13時) (レス) id: 6f670d7073 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年6月1日 14時) (レス) @page26 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ - みーさん» コメありがとうございますm(_ _)m私もエースの所は原作もアニメも号泣しました。この話は結構時間をかけて考えたので感動していただき嬉しいです!応援ありがとうございます!頑張ります! (2021年10月12日 21時) (レス) id: 6f670d7073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっだこ | 作成日時：2021年8月10日 10時
