毒と棘 3【狗巻棘】

野球 ページ15

___結局、呪霊の侵入により、この日の団体戦は無効に。
そして、新たに、「野球」をすることになった。






．









A＞いや、おかしいでしょ！野球って何？！

真希＞…球を投げて打って、走る。

A＞そういうことじゃないよ！なんで野球？！
戦おうよ！！！

五条＞くじ引きで決まったんだからしょうがないでしょー？
往生際悪いなぁ、

A＞入れたのあんただろうが！！！

五条＞あのねぇ、A、なんで僕が野球にしたと思う？

A＞…先生が見てて楽しいから？

五条＞それもある。でも僕はね、
隣で羨ましそーに団体戦を見てたAが
可哀想だと思ってだね。

A＞…先生！

五条＞なぁに？

A＞先生、そんなこと、考えてくれてたなんて…
見直したよ！！！

五条＞見直す…上からだね？？？
僕は常に尊敬の的だよ？？？

A＞(無視)野球ルール分かんないけど、
投げて打って走れば良いの？

五条＞違う違う。しょうがない。優しい〜僕が
教えてあげ…

棘＞しゃけしゃけ、いくら。

A＞あ、棘が教えてくれるの？ありがとう。

棘＞ツナ！

五条＞…ちぇーつまんないのー、

真希＞あんま棘虐めんなよ

五条＞いやいや、…こうすることで2人のきっかけを
作ってるの。僕優秀すぎない？

真希＞…絶対今考えたな。

パンダ＞だな、

五条＞…皆ー、準備は良いー？1回戦始めるよー！

真希＞…








．









A＞…野球、楽しい〜！！！！！

真希＞…A、本当に初めてか？
ボールのコントロール完璧じゃねぇか。

A＞んー、呪力で氷投げんのとそんなに感覚変わらないからかなー。

真希＞はー、そんなもんか？

A＞そんなもんそんなもん。
てか棘また足速くなったね。

棘＞ねぎとろ！

A＞今の私じゃ捕まえられないだろうなぁ。
昔みたいに。

棘＞…ツナマヨ、うめ。

A＞仕方ないんだろうけど性別が違うのを
言い訳にしたくないんだよね。
よし、練習しよう。足は速くてなんぼ。

パンダ＞足っていったら、悠仁、速かったなー
何だあれ。

伏黒＞あいつ50m3秒です。

A＞オリンピックに行け？？？

虎杖＞昔から運動は得意な方なんで！

真希＞得意…てよりＮｏ．1だろ。

A＞私の後輩頼もしすぎる…！

棘＞ツナツナ！

A＞勿論、棘が1番頼りになるよ。

棘＞いくら♡









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虎杖＞2人付き合ってんの？！

釘崎＞あれで付き合ってなかったらおかしいでしょ…

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