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『 わっ、万葉が言ってた死兆星号ってこの船のこと…？ 』
「 うむ。拙者が稲妻から璃月に来る際に逃げるのを手伝ってくれた恩人の船でござる。 」
『 海もきれい。自分が映って見えるんだ…すごい。 』
「 余り覗きすぎると体勢を崩して落ちるでござるよ。 」
『 はーい。 』
暫く璃月港を万葉と共に見て回っていれば、海近くの所で沢山の船や荷物で溢れ返っているのを目にすれば、早足で其方に向かい走った。『稲妻は此処からどうやって行くの？』と聞けば「南東に進めば稲妻に着くでござるよ。」と一言返してくれた。
ふと、何かに気づいたのか万葉はそこに立ち止まる。
「 …ふむ、姐君が拙者を呼んでおるのか。 」
『 なら行ってきたら？私、璃月港見て回って待ってるよ。 』
「 A殿を独りにするのは気が引けるでござるが…先程紹介した冒険者教会に行くと良い。旅人とパイモンがいるであろう。 」
『 本当に万葉は耳が良いよね。うん、行ってみる。 』
「 かたじけない。私用が終われば直ぐ向かうでござる。 」
『 はぁい。 』
またね、と言えば風のように万葉はその場を去っていった。それほどの急用なのだろうか、先程まで隣にいた万葉が離れて行く事に寂しさが増して行った。考え過ぎるのも余り良くないと思っては、蛍とパイモンがいる冒険者教会にへと足を運んだ。
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冒険者教会にまで向かう道は差程遠くなく、来た道を帰るだけだったので迷うことはなく行くことが出来た。冒険者教会の掲示板の前で睨めっこしている二人と、男性一人が近くにいるのを見かける。取り込み中かな？と声を掛けるか迷ってた時に、運が良いのかパイモンが此方からの視線に気がついてくれたのか手を大きく降ってくれた。
「 お、Aじゃないかー！オイラの頼んだチ虎魚焼きはちゃんと買えたか？ 」
「 あれ、万葉はどうしたの？一人？ 」
『 ちゃんと頼まれてたものは買えたよ。万葉はお呼び出しされたみたい 』
「 あ〜…万葉も忙しいんだな。 」
蛍とパイモン、そしてもう一人の男性は偶然冒険者教会で立ち会ったらしく。依頼が終わった蛍達を近くのお店にへと招待されていた所に私がやってきたらしい。
「 ふむ、お前が璃月を豪雨に見舞わせた張本人か。 」
『 ……え？ 』
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ふわな - とっても面白いです！これからどうなるのかとってよ楽しみです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年6月22日 0時) (
レス) @page9 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップルのバナナ - こんにちは！！（？）凄く好きだっ！！ってなりました！これからも頑張ってください⭐️ (2022年6月17日 20時) (レス) @page2 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2022年6月17日 7時
