転生しても推しは大好きに決まってる【HQ】

49 〜日向翔陽 ページ50

日向サイド

ＩＨ予選 前日



烏養｢俺からは以上だ今日はよく休めよ｣


｢｢｢｢ハイ！！｣｣｣｣


澤村｢よし！じぁこれで｣

武田｢あっちょっと待って！あとふたつ良いかな！？｣

なんだ？先生からなんて珍しいな

武田｢ひとつめは音駒との練習試合の時の写真貰ったから見てみて欲しい写真があれば持って帰ってもいいよ｣

先生が写真が入っているであろう封筒を出しながら言った

日向｢写真！見たいです！！


封筒を見ると付箋が貼ってあって

«写真余ったら返却OKです» と書いてあるのが見えた


武田｢じぁまず3分割して学年ごとに渡すので見終わったら次の学年にまわしてください全部見終わって欲しい写真があれば相談してそのまま持ち帰って結構です｣


3年生から順番に先生が写真を渡していく
1年はおれが1番近かったから俺に渡された


1番上の写真はおれがなんとかレシーブしたもののひっくり返った時のだった

日向｢うわー！！なんでこんな所撮ってんだよAー！！｣

俺が叫ぶと隣に山口と影山が来て写真を覗き込む

影山｢よく撮れてんじゃねぇか｣

山口｢ツッキーも一緒に見ようよ！！｣

山口がそう言うと月島も仕方なさそうに近くにきた

まずいこの写真を見られたら絶対バカにされる！
そう思って写真をめくると今度はベンチで応援してる山口たちの写真だった


山口｢え！いつのまに！？｣

月島｢へ〜ベンチの写真まで撮ってたんだ｣


さっきは変なとこを取られたのに気をとられて気づかなかったけどA写真撮るの上手いな

山口｢あ、次はツッキーだ！綺麗に撮れてるねツッキー！！｣

月島｢まあいいんじゃない？｣


月島が褒めるとは…後でAに報告しよ！


次にめくると記録をとっている清水先輩だった

日向｢あ！清水先輩だ！｣

田中｢なに？！潔子さんだと？！｣

西谷｢見せろ翔陽！！｣

縁下｢はいはい、あとでね、またまわってくるから｣

思わず出た言葉に田中さんとノヤさんがすぐさま反応してこっちに走ってきそうな勢いだったけど縁下さんに後ろ襟をつかまれて止められていた

この写真は一体誰が手にすることになるんだろ？


その後もまわってきた写真を全部見たけどやっぱりAは写真を撮るのが上手だ、なんて言うか一瞬の表情や行動を撮るのが上手い

俺たち1年が写真を見ているときも先輩たちが盛り上がって色々話していたが褒めている声もよく聞こえていた

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