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Aサイド
もうそれから家に帰るまでただ母に手を引かれて歩いた
だって理解できない同じ世界に推しが存在するなんて妄想することはあってもありえない事だとわかっていた
とりあえず記憶の整理だ
私は18才で亡くなった
高校卒業したが自分が何がしたいのか分からずとりあえずバイトしながら自動車学校に通った
免許をとって初めての運転
朝アニメのハイキューを見てちょっと機嫌が良かった
それでも緊張しながら気をつけて運転した
信号待ちをしていたら何処かでクラクションがなった瞬間すごい衝撃がきた
頭が痛い触ったらヌルッとした血がついた
目がチカチカするもうダメかもしれないと思った
家族に日頃から感謝を伝えていればよかったと今更気づいた
家族、友人にもう会えない悲しみやら痛いやらで涙が出てきた
ピッコン
通知がなってドアポケットに入れていたスマホの待ち受けが見えた
あー推しがもう拝めないのかとかハイキュー全巻まだ買えてないしアニメも全部アニメ化されたの見たかったな
と思いながらブラックアウトしたところまで覚えている
そして夢小説よろしく転生したのだ
生まれた時から記憶がある状態じゃなくて良かった羞恥プレイをうける所だった…
そして気づいたことが2つ
1つは前世の家族と今世の家族が一緒なこと
いや、これはほんとに良かった正直もう二度と会えないと思っていたので自覚した途端泣きそうになった
今度はちゃんと日頃から感謝を伝えようと思う
2つ目は家だ
マンションだったんだが帰ってきた時に既視感があったデジャブとか言うやつ
そうこう考えてたら結構時間たってた
母「お菓子作ったから仁花ちゃんにおすそ分けしておいで〜」
仁花ちゃん…
仁花…
谷地ちゃん?!
そうだそうだった!仁花は今世の私の幼なじみだ!
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朱音(プロフ) - 転生系のお話なんどか読んだことがあったのですが、このお話がダントツで面白くて一気に読んでしまうぐらい大好きになりました!!!自分のペースで頑張ってくださいね。応援しています!! (2020年11月27日 3時) (レス) id: 3e330fcded (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 推しは宮ツインズです!これからも無理せず頑張ってください! (2020年11月26日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんり | 作成日時:2020年11月18日 22時