day 5 ページ6
名前side
森の入口で皆と別れる
安嶋｢名前ちゃんはこっちの人通りの多い道から行ってね！｣
皇輝｢それで学校着いたら一応連絡して！｣
青木｢気をつけるんだよ！｣
名前｢うん。ごめっ、じゃなくてありがとう！｣
深田｢はい笑｣
ヴァサ｢また後で！｣
名前｢うん！｣
人通りの多い道を歩いていく
ものすごく申し訳なかったけど、やっぱり学校では目立ちたくない…！
制服姿のみんなを思い出し、ふぅと息を吐く
あんなにかっこいい人達と一緒に居たら絶対目を付けられる…！
それは避けたい
坂を登り、学校が目に入る
名前｢よっし…！｣
久々の学校だ…！友達は居ないけど、楽しもう
曇りの日に学校に来たことないからわくわくもしてる
門を通り抜けようとした時
きゃ〜と黄色い悲鳴が聞こえる
後ろを振り向くと、やっぱり
みんなが談笑しながら歩いてきてる
名前｢早く行かないと…！｣
急いで靴箱の方に向かおうとすると、
檜山くんがこっちに向かってさりげなく手を振った
そして、その方向を目で追う女の子達
名前｢やばい…！｣
逃げるように靴箱に入り、上靴を履く
そのまま教室に向かい、定位置に座る
思わず机に突っ伏し、息を吐く
名前｢大丈夫かなぁ…｣
女子に囲まれた皆を遠くに感じて、なんだか不思議な気持ちになった
一緒に暮らしてるなんて…
っとにかく同じクラスの人はいないから良かったぁ
心からほっとしてるとメールが届いた
…？なんだろう
スマホを開くと深田くんからだ
『今日一限に数Bがあるの忘れとった！教科書持ってない？』
私のクラスは三限に数Bの授業がある
『持ってるよ！』
と、送ると、すぐに返信が来た
『じゃあ貸してくれん？』
語尾についたぴえんな絵文字に返信する
『いいよ！どこで渡そっか？』
『４階と５階の踊り場！』
スタンプを送信して、教科書を持ってそそくさ教室を出る
深田｢ここ！｣
踊り場から顔を出す深田くん
名前｢はい、これ！｣
周りに人気が無いことを確認してさっと渡す
深田｢まじありがとう！てかなんかやばい取引みたいやね笑｣
名前｢誰かに見られてたらと思うと気が気じゃないんだよこっちは！｣
ふはっと笑う深田くん
深田｢そっか。ねぇ制服姿、可愛いね｣
！？
じゃ後で返すわって階段を駆け下りる深田くん
初日からハラハラだ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 581人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろは(プロフ) - ふうかさん» すみません、今気づきました…！コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2021年11月7日 0時) (
レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです！続きが気になります！更新待ってます！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - _さん» 今確認したんですけど、多分できると思います…！良かったらもう一度試してみてください！ (2021年7月18日 12時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - 名前変換？ができないです (2021年7月18日 12時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろは | 作成日時：2021年7月8日 22時
