day 2 ページ3
檜山side
名前がコスモスを持って拓実と玄関の方に歩いていく
檜山｢はぁ〜｣
思わず息を吐いた
青木｢さっき名前ちゃんに見惚れてたでしょ笑｣
檜山｢違ぇわって言いたいけど…｣
コスモスの花束を持った名前の笑顔から目を離せなくなったのはほんと
青木｢へぇ〜｣
にやにやしてやがる青木
名前｢2人とも早く！｣
こっちを振り向く名前
檜山｢今行く｣
青木｢早く告白しなよ｣
歩こうとした瞬間にぼそっと呟く青木
檜山｢ばか、声が大きい！｣
青木｢ふふ、大丈夫だって笑｣
そう言って俺を追い抜き、名前の隣に行ってにやりと笑った
あぁ〜どうしよ…
と思いながら、俺も歩き出す
颯太｢じゃあ出発〜！｣
平塚｢いえーい！｣
黒田｢ほら皆行こ！｣
皇輝｢いやお前ら待ちだったんだけど笑｣
深田｢まぁまぁまぁ行きましょ！｣
先頭集団がどんどん進んでいき、曇り空に明るい声が弾ける
檜山｢名前は家の周り、行ったこと無いよね？｣
名前｢うん！1回私の家に物を取りに行ってからは無いかな…？｣
織山｢じゃあちょっと遠回りしてく？｣
名前｢いいの！？｣
湧｢それいいじゃん！｣
豊田｢湖の近くに行ってみる？｣
安嶋｢そうしよっか！｣
名前｢やった！｣
嬉しそうに名前が尚大に微笑んだ
それに微笑み返す尚大
あんなに優しい顔、するんだ
きっと尚大にとっても名前は大切な存在
名前｢わぁ、すごくきれい…｣
湖を見た名前が感動したように声を上げた
湖の水は透き通って、魚が悠々と泳いでいるのが見えた
湖畔には草が生い茂り、静かに音を立てている
颯太｢ねぇすごいでしょ！｣
名前｢うん！あ、この舟も乗れるの？｣
ヴァサ｢そう、たまに漕いだりしてね｣
名前｢いいねぇ！｣
きらきらと光る名前の目
皇輝｢まぁそれは今度にして、そろそろ行こっか｣
少し歩いて、先生のお墓に到着した
名前｢ここが…｣
少し目を見開く名前
まぁ無理もないか
お墓といっても小高い丘の上に墓標が立っているだけだから
黒田｢結構シンプルっしょ？｣
安嶋｢あの頃は幼くてどうすればいいか分からなかったから笑｣
名前｢そっか…｣
名前が辛そうに眉を寄せる
檜山｢でも、これが先生らしくて気に入ってる｣
肯定するように秋にしては暖かい風が頬を撫でた
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いろは(プロフ) - ふうかさん» すみません、今気づきました…！コメントありがとうございます。嬉しいです！！ (2021年11月7日 0時) (
レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
ふうか - すごく面白いです！続きが気になります！更新待ってます！ (2021年8月7日 1時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
いろは(プロフ) - _さん» 今確認したんですけど、多分できると思います…！良かったらもう一度試してみてください！ (2021年7月18日 12時) (レス) id: 1ea198771f (このIDを非表示/違反報告)
_(プロフ) - 名前変換？ができないです (2021年7月18日 12時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろは | 作成日時：2021年7月8日 22時
