紅一点やってます。3 (ページ11)

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NK「ぶじならよかった…」

いやいや、

意識が朦朧としてるニキちゃんの身の方が心配だよ…

『自分のベッド戻れる？大丈夫？』

NK「うん、もどれる」

ふらふらするニキの体を支えようとしたその時

『ぎゃっ』

HS「A！！」

ニキの体重に耐えきれなかった私は

そのまま2人でベッドに倒れ込んでしまった。

NK「……、」

HS「あ、寝た」

『えぇ…この状況でよく寝れるな』

仕方なく

このまま私はニキと寝ることになった。

あ、別に変な下心とかないよ

上裸のイケメンと寝れるラッキー！！とか

微塵も思ってないよ！！

私の腕力じゃ

さすがに運んであげられないから！！！

HS「……俺が運ぼうか？」

『いや、大丈夫』(即答)

HS「一緒に寝たいんだね」

さすがオッパ

私の考えてることバレバレだった

HS「……正直、今はニキが心配なんだよ」

『あ、オッパもそう思う？』

どうもメンバーの中で最も寝相の悪い女です！！

HS「朝、無傷のまま目覚めて欲しいから」←

『今日は寝相意識して寝るね』(？)

…だって寝てる間にじっとするなんて無理だもん

でも、愛しのマンネを蹴るなんて

寝相でもしないよ！！！

まぁ大丈夫だろうということで！！！

『おやすみオッパ』

HS「おやすみ」

悪夢を見た後はどうしても怖くなるから

誰かにくっついて寝たい。

ニキの腕に手を回し抱き枕のようにして触れると

なんだか落ち着けたような気がした。