my self . Ⅰ【ドラコ・マルフォイ】 (ページ13)

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それから3日ほどたっただろうか。
私達はたくさんの授業を受け、充実した生活を送った。

朝ごはんのスープ用のスパイスをゴーストから貰ったり、教室で歩いていた猫を触ったらマクゴナガル先生だったり

事件事故を時々交えながらも楽しんでいた。

そして、毎晩私が楽しみにしているのは……

『いつもありがとう』

ハーマイオニーからの手紙だ。
彼女はいつも同じ時間に手紙をくれる。

最初はハンナやスーザンにボーイフレンド！？なんて驚かれたけど流石にないよと返した。

「親愛なるAへ

今日は魔法薬学の授業があったわ。先生はスリザリンの寮監のスネイプ先生。

授業は正直言って最悪だったわ。だって、スネイプ先生ったら質問をだす割には答えさせてくれないんだもの。
私は勿論手を挙げたけど、手を挙げていないハリーばかり指名するの。
最後に指名されて答えたらまだ答えきっていないのに終わらされたわ！

貴方も気をつけてちょうだい。

ハーマイオニーより」

ほぼ愚痴の文章によっぽど酷かったんだな…と思わず痛感した。
私はすぐに返事を描き、フクロウに加えさせて飛ばした。

「明日はレイブンクローと合同で飛行訓練よ。私ったら楽しみで寝れないかもしれない」

ハンナが鏡の前で髪をとかしながら言う。

「ハンナはいつもそう言って1番先に寝ているじゃない」

スーザンが笑いながら言った。
私もそれに確かに、と応えるとハンナも否定できないわといった。

そして、部屋を暗くし眠りに入った。

＿＿翌朝

いつもより早く目覚めた私とハンナ、スーザンはまだまだ時間に余裕があるが談話室向かう。
いつもより早いが、これから大広間に朝食を食べに行くのだ。

談話室に着くと、たくさんの人に囲まれソファーに座っている見覚えのある後ろ姿が見えた。

『セドリック！』

ここ数日間、なかなか顔を合わせることがなかったため私はつい駆け寄ってしまう。

同じ寮とはいえ、2つも年が違えば時間がかなりズレてくるし、食事の時もあの長いテーブルでお互い友達に囲まれて食べるので顔を合わせることが少ない。

「A！久しぶり、元気そうでよかったよ」

セドリックは後ろ向きの体をこちらに向けそう言った。
すると、彼の友達と思われる人が話した。

「その子が例の妹か！やっぱり顔が良く似ているな」

周りにいるのはセドリックと同い年の上級生ばかりで私は少し緊張してしまう。

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