刀剣男士を庇って死んだら来世もろくな物じゃ無かったし前世の記憶残ってるしやり直しって出来ますか？弐【刀剣乱舞】

記憶５７個目 ページ12

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「伝わっているのか伝わっていないのか分からない」


『大丈夫最近私の事が恋愛的に好きって人は居た』


「一生を掛けないと伝わらないのか」



　まあ、まあまあまあ、前世で伝わらず来世を掛けないと伝わらないからな。


　……鈍感はモテるから、うん。




『鈍感なAちゃんかわゆいでしょ』


「今迄で一番引いた」


『そんな事言って本当は可愛いとか思って…無いですね！ごめーんさい』



　そんなハエを見る様な目で見ないであっちむけほいや。


　どうでも良いけどグーパーで分かれるあれ、出身バラバラだと面倒臭いよね。



『そう言えば、なんで鶴丸は鎖的なアレがアレなの』


「意味分からない…嗚呼、之か」


『どうやって外すんだ…？あ、外れた』



　これ何か宝石付けたら綺麗になりそうだよね。


　首に巻いてネックレスみたいにすると、鶴丸が手を伸ばしてきた。



『これ、結局何の為にある……っぅ！？』


「………」


『っー！？……ぁ、…』



　端と端を持たれて、一気に首を絞められる。また死ぬのか、未練たらたらタルタルソース。


　あ、何かステュクス河が見えて来た。




「……っ、主、悪い…こんなつもりじゃ無かった、と思う」


『っふぅ…はぁ、殺しにかかってるよね！？殺す気しか無いよね！？』


「いや…唯、こうすれば自分のモノと言う印が出来ると思った」



　ムシャムシャしてやろうか、後悔しかないけど。食べる事できないけど。


　鏡を見ると、首には真っ赤な痕ができあがっていた。許すまじ。

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