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どこか知らない駅に着いたようで
ドアが開いた
それを確認すると
那須くんは、
雄登「一回降りてください、」
スーツを着た普通の会社員のような男性の手を
そのままひいて、
電車から出ようとするから
私も急いでついていく
・「な、なんだよ！」
雄登「痴漢、しましたよね？」
雄登「俺見てましたよ？」
見ていた という言葉を出すと、
男性は図星をつかれたように黙り込んだ
雄登「とりあえず、駅の人に言わないと、」
「な、那須くん、、、、いいから、！」
雄登「でも！」
って、那須くんは
私を配慮してくれるけど、、、
あんまり、大事にはしたくないの、
私は勇気を出して男性の前に立った
でも、、、怖くて
あんまり、顔が見れない……
落ち着けるかなって、
頑張って、深呼吸をする
すーっ、はーっ、、、。
「も、もう、こんな事しないって
ちゃんと約束してくれるなら…」
・「っ！もうしません！すいませんでした！」
男性が勢いよく頭を下げる
那須くんも腑に落ちないようだったけど、
私に聞こえないように、
男性へ何かを伝えると
その男性はもう一度、私たちに頭を下げて
たまたま停っていた
逆の方向の電車へ乗り込んで行った
雄登「じゃあ、俺らも乗ろっか」
「う、ん、」
運良く来た電車へ
私たちも同じく乗り込んで
空いていた席へ那須くんに誘導されるがまま
座らせてもらったけど
さっきのをフラッシュバックしてしまって、
手が、ガタガタしちゃう、、、
雄登「大丈夫。俺がいるから」
前に立っていた那須くんの大きい手が
私の小さい手を包み込む
それは、とっても暖かくて
凍りついた私の心をも溶けていきそうだった
雄登「これで、怖くない？」
やばい、
胸が、苦しい、、、
・
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あんず(プロフ) - 浮所れのさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて、嬉しい限りです……！ありがとうございます、頑張ります！！ (2019年1月9日 21時) (
レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
浮所れの - 最近になってあんずさんのお話読むようになりました！！ほんっとにあんずさんのお話が大好きです！これからも頑張ってください！ (2019年1月9日 20時) (レス) id: de3616bde2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - Mochaさん» ありがとうございます！そう言って頂けて、とっても嬉しいです！ (2018年12月1日 15時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - あんずさんのお話大好きです！！ (2018年11月26日 17時) (レス) id: 649c667522 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ひなかさん» ありがとうございます！！そう言っていただけまして、とっても光栄です！ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年11月25日 22時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年11月13日 20時
