【kyrt】俺の友達がおかしいんです

風邪？(キヨsaid) ページ27

今日はレトさんと動画撮る約束してたから来てみたわけだけど…


キヨ「なんで鍵空いてんだよ…。」


レトさん閉め忘れたか？珍しいな。
とりあえず入るか…。


キヨ「ドロボーは…されてないっぽいな。良かった。」


レトさん寝てるのか？
まぁ、お邪魔しますって言ってない俺も俺だけど…。


レトルト「わっ！！」

キヨ「っ！？」


え、レトさんの声？
なんか落ちる落としたんだけど！？





…ってレトさん何してんだ…？


レトルト「…キヨくんが来る前に片付けやんと…」


もう来てるだけどな…。
まぁ、いいか…俺はそっと近付いた。


キヨ「レトさん、何してんの？」

レトルト「え！？」


あれ、レトさんちょっと顔赤い？


レトルト「どうやって入ったん？」

キヨ「どうやっても何も…鍵空いてたんだけど。」

レトルト「え！？」


いや、こっちがえ！？だわ。
ていうかなんでパジャマ何だ…可愛いけど。


キヨ「まさかレトさん、風邪？」

レトルト「ちょっとだけな…クシュンｯ！」


風邪ひいてんじゃん…
ていうかくしゃみ可愛っ…ってそれどころじゃないな。


ったく…



俺はレトさんを抱きあげた。
あ、お姫様抱っこ？ってやつ。

ていうかレトさん軽っ…女かよ。
まぁ、女より可愛いけど…って俺さっきからキモいな…。


レトルト「え、キヨくん！？」

キヨ「病人は大人しくしててくださーい。」

レトルト「……クシュ…////」


レトさん、隠しても顔赤いのバレてるから。

ていうか何それ、可愛すぎるからやめて…。



キヨ「ほら、寝てな。」

レトルト「だって…今日動画撮るって約束してたし…。」

キヨ「いいって、また今度撮ればいいだろ。今はレトさんの体の方が大事。」

レトルト「…うん。」

キヨ「ていうかいつも以上に鼻声だぞ？大丈夫？」

レトルト「うーん…多分…クシュｯ！」


看病するか…

俺にできそうにないけど誰かに任せるのはなんか嫌だし。


キヨ「レトさん、俺なんか作ってくるから寝て待ってて？」

レトルト「え……あ…」

キヨ「…レトさん？」


レトさん俺の袖掴んでる？
え？何で？

いや、待って…めっちゃ可愛い…。
顔赤いしなんか上目遣いだし袖掴んでるし待って可愛い…死ぬ。


レトルト「あ、えっと…な、何でもないっ！！」



そのままレトさんは布団に潜ってしまった。

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