隠れ般若 ページ28
(助けて)
「も、もぅっ……死にそうっ……」
七松先輩にぶん回されるように担ぎ上げられた私は
よく分からない森や林などを走られ、
一時間目より後の授業を受けずに放課後に突入して
しまった
学園に帰ってくると、七松先輩は職員室に向かい
私と一緒に山に行っていたことを先生に伝えた。
そして、とてつもなく叱られていた。
私は、先生に『可哀想に』と言われながら、
部屋に戻るために廊下に出た。
しかし、睡眠不足&七松先輩に振り回された私は、
もう精神的にも体力的にも限界で廊下で倒れた。
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妖士丸 said
委員会の仕事に向かう途中、廊下で倒れていた律を
見つけた
驚いてそばに寄ってみると、
律は、スースー気持ちよさそうに寝息を立てていた
「律…?大丈夫なの?……」
気になってそう声をかけると、律は『んぅ〜』と唸り
『ま、くら…』と呟いた
「枕……ちょっと待っててね…」
もちろん枕なんて持ってるはずもない僕は、
縁側に腰をかけ、律の頭を太ももに乗っけた
____しばらく膝枕をして律を寝かせていると、
不破先輩が迎えに来て下さった
「すみません……」
「気にしなくていいんだよ?
真城、今日は大変だったって聞いたから……」
先輩は僕達を見て遅れた理由を察してくれた用で
『気にしない』と言って下さった
「…でも、律どうしますか?」
「う〜ん……寝てるだけだから、連れて行こうか?
僕、真城の部屋分からないもん」
先輩はニコッと笑うと、律を抱っこして
『膝枕ありがとうね』と優しく言ってくれた
____不破先輩と図書室に入ると、
中では中在家先輩達が本の整理をしていた
「二人とも遅いっ!……って、アレ?なんで律が?」
きり丸はそう言って、スタスタと近づいてきた
中在家先輩は律が寝てるのを確認すると、
座布団を三枚ほど並べて律をその上に寝かせた。
「これでいい……」
先輩はそう言って、作業に戻った
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久作 said
委員会の活動をしている間、真城はずっと眠っていた
話を聞いてみると、七松先輩に連れ回されたようだ
多分、色々疲れて眠くなったんだろう
転入したばっかなのに、大変だ
俺が気の毒に思っていると、障子が突然勢いよく開き
七松先輩が顔を出してきた
「委員会やるから、ソイツ連れて行くぞ!!」
七松先輩はそう言って真城に近づいた
それを見た中在家先輩は般若のよう顔で七松先輩に
向き直った
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時