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莉犬くんside
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昨晩の、胸の高鳴りはきっと可愛かったから。
俺のりすなーさん皆可愛いけれど、その中でも特に可愛かったから。
ただそれだけ。
本当にただそれだけなんだ。
そうじゃなきゃ、困るんだ。
「莉犬くん!!!」
「!?」
大きな声に驚いて歩きながら小さく跳ねてしまう。
「なんだよ〜ころん、びっくりしたじゃん」
「あのさぁ!こっちは何回も呼んでるのに考え事してんのか全然気づかないから…。
あんま名前呼ばせないでよ、りすなーさんいるかもしれないんだからさ」
「ごめん…」しょぼんぬ。
「いやいいけどさぁ。なんか悩んでんの?」
そう聞かれ、ころんの横顔を見る。
ころちゃんには言ってもいいかもしれない。
なーくんとさとちゃんあたりには言えない。怒られそうだもん。
「実は…昨日俺が枠を開く前に、俺のりすなーさんが顔を見せるツイートをしたんだ。りすなーさんは皆可愛いけど…その、その子は特に可愛くて。見た瞬間になんか、と、ときめいた…のかな。」
ころちゃんは最初真面目な顔したけど話を聞いた途端にやにやし始めた。
「えぇ〜莉犬くん。それさぁ本当は自分でわかってるはずじゃないの?気づいてない振りしてるだけだよ。
てか莉犬くんをそんなにした子の顔見たい!」
自分の携帯で見ればいいのに俺の携帯を指さすころん。
俺はなんだか…もやもや?した。嫌だった、見せるの。
「分かった、待ってね」
青い鳥でエゴサする。結構拡散されていたから少し遡るだけで見つかるだろう。と思った。
「あれ、ない」「ない〜?なんで?」
「いや俺も分かんないよ…けど、拡散されてたから怖くなって消したんじゃないかな?」
「そっか〜」と見ることを諦めたころちゃん。
その瞬間俺は、良かったって思ったんだ。
なんでだろ。
本当は自分でわかってるはず、か。
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ユメタン - めっっちゃ、面白かったです (2022年4月24日 22時) (レス) @page43 id: 456e981083 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよーん(プロフ) - 以前初めて読みまして、また読みたくなって一気読みしました!日菜さん、どうかこのコメントを見ていましたら作品を完結させて欲しいです!この作品大好きなんです続きが読みたいです...。twitterもフォローさせて頂いてますが、学生活お忙しいと存じますが応援してます (2021年4月19日 17時) (レス) id: f513fe2fe5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 1番大好きな作品です!!!!!!更新楽しみにしてます!応援してます!Twitterの方もフォロー失礼いたしました!!!!語彙力ないんですけど、本当に好きですから!!!!! (2020年6月3日 0時) (レス) id: ec94b4e7e3 (このIDを非表示/違反報告)
まど(プロフ) - 日菜さんの莉犬くん愛がひしひしと伝わってくるお話だと思いました!青い鳥の方もフォローしてひっそりと見させて頂いていますが…本当に莉犬くんが好きなんだなぁって微笑ましく見ています!夢小説は苦手だったのに日菜様だけは好きです!応援してます更新待ってます! (2020年6月2日 23時) (レス) id: c5cc66b24a (このIDを非表示/違反報告)
れもん - スクランブルエッグだけでなく、パンケーキをブラックマターにするのも、れもん氏は得意です。(は?) (2020年5月23日 10時) (レス) id: cf66eac031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日菜 | 作成日時:2020年2月17日 16時