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"推し様とひとつ屋根の下同じ空間にいる"

この奇跡はきっと誰かを推している、好いている人なら誰でも願わんばかりのことだろう。


そんな状況に、推し始めて数ヶ月の新規リスナーがなっていいのかな。莉犬くんに…すとぷりの皆さんに、迷惑掛けることだけはしたくない。

不安な気持ちしかなかった。


さとみくんは先程一緒にご飯を食べたあと帰って行った。
「明日、みんなを連れてくるからな」と莉犬くんに言い残して。


莉犬くんが私を家に住ませるという提案に私は困惑し、さとみくんは怒る…というより心配していた。

「一緒に住むのは危険すぎる。第一バレたらどうするつもりだよ?何かあった時に莉犬の家を避難場所にする、とかならまだ納得できなくはないけど」


それが妥当だとは私も思う。
守られる側の私が偉そうに妥当とか言えないけれど、もしもの場合リスクが大きすぎる。



「何かあった時、じゃ遅いんだよさとみ。
Aがこれ以上傷つけられるのが俺…嫌なんだ。」


莉犬くん、貴方はなんで私にここまでしてくれるの。
私はリスナーではあるけれど、殆ど他人も同然なのに。


莉犬くんの真剣な目と物言いに根負けしたかのように、さとみくんはため息を吐く。


「わかった。莉犬、本気なんだな」


「うん。」


今のやり取り…なんか違う意味も含まれてたような…?



「じゃあAちゃん、突然で困惑するかもしれないけど莉犬と一緒にここにいてくれる?明日他のメンバーも連れてくる。Aちゃんを守るために話をしよう」


「はい…。すみません、ありがとうございます」


「うん、いい子」そう言って私の頭を撫で回すさとみくんは、莉犬くんが不機嫌になるのを楽しんでいるかのようだった。


なんでさとみくんが私に触れると、莉犬くんは不機嫌になるんだろ。

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ユメタン - めっっちゃ、面白かったです (2022年4月24日 22時) (レス) @page43 id: 456e981083 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよーん(プロフ) - 以前初めて読みまして、また読みたくなって一気読みしました!日菜さん、どうかこのコメントを見ていましたら作品を完結させて欲しいです!この作品大好きなんです続きが読みたいです...。twitterもフォローさせて頂いてますが、学生活お忙しいと存じますが応援してます (2021年4月19日 17時) (レス) id: f513fe2fe5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 1番大好きな作品です!!!!!!更新楽しみにしてます!応援してます!Twitterの方もフォロー失礼いたしました!!!!語彙力ないんですけど、本当に好きですから!!!!! (2020年6月3日 0時) (レス) id: ec94b4e7e3 (このIDを非表示/違反報告)
まど(プロフ) - 日菜さんの莉犬くん愛がひしひしと伝わってくるお話だと思いました!青い鳥の方もフォローしてひっそりと見させて頂いていますが…本当に莉犬くんが好きなんだなぁって微笑ましく見ています!夢小説は苦手だったのに日菜様だけは好きです!応援してます更新待ってます! (2020年6月2日 23時) (レス) id: c5cc66b24a (このIDを非表示/違反報告)
れもん - スクランブルエッグだけでなく、パンケーキをブラックマターにするのも、れもん氏は得意です。(は?) (2020年5月23日 10時) (レス) id: cf66eac031 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:日菜 | 作成日時:2020年2月17日 16時

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