ヒロインにもビール瓶をむけるのは間違ってると思います！【るぅと】

13話 ページ15

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A side





ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ



授業が終わった後も、るぅとくんは私と莉犬くんを無視して1人で教室に帰ってしまった。

そのるぅとくんの後ろを園田さんがちょこちょことついて行っていた。



莉｢やっぱり怒ってるよね…？｣

『だよね…1人で行っちゃった……』



2人で教室に帰りながら、どうしようかと悩んでいた。



莉｢そうだ！！名案思いついた!!｣

『えっ！？なになに？教えて莉犬くん！』

莉｢耳かして。｣

『うん。』



自分と身長のあまり変わらない莉犬くんの方に耳を傾けた。



莉｢ごにょごにょ…。｣

『うんうん…いいね！それ!!』



そして話し合って今日の昼休み、その作戦の決行となった。



その作戦とは…



莉｢名付けて!!｣

莉｢『るぅとくんと仲直り大作戦！！』｣



作戦の名の通り、ただるぅとくんと仲直りをする作戦である！



『絶対成功させようね！』

莉｢うん!!早速作戦会議だぁ！｣





おぉ〜と緩い掛け声と共に私達は廊下を走って教室に向かった。





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