僕が愛するから。【ころん】

28話 ページ32

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A side





な｢もう！ジェルくん探したんだよ!!あれっ？ジェルくんその子は？｣

ジ｢あっ、この子はねぇ…

あ…名前聞いてない……。｣

な｢あぁーもうジェルくんは！｣



目の前の2人の会話にポカンとしていると、ジェル先輩が自己紹介をしてくれた。



ジ｢俺、3年の藤堂詩流。ジェルって呼んでな。よろしく!!｣

な｢俺は、ジェルくんと同じく3年の七森優斗。
皆になーくんって呼ばれてるよ！よろしくね!!｣

『よ、よろしくお願いします!!ジェル先輩。ななもり先輩。私は、2年の香山Aです！』



よろしくな。そう言ってジェル先輩は手を引いて私を立たせてくれた。



な｢そう言えばだけど、そのほっぺたどうしたの？｣



そう言ってななもり先輩は、自分の右頬を指さした。



ジ｢あぁ、Aちゃんな、ころんとさとみくん関係で女の子達にいじめられてて…｣

な｢えぇ！？跡になったら大変だよ!!早く保健室行こう!!｣

ジ｢そ、そやな。はよ行こう!!｣



ジェル先輩は私の右手をななもり先輩は左手を引いて私達は保健室へ走っていった。





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