流れ星 ページ14
食器を片付けて、リビングに戻ると流星の姿が消えていた。
「えっ?流星は?」
紫「あっち。」
濱ちゃんが指さす、ベランダへ目を向けると流星が立っている。
「流星。寒ない?」
上着を後ろからかける。
青「望やとおもった。」
「なんやそれ。」
青「なあ、星綺麗やな。」
目線をあげてみると満点の星がみえる。
桃「よくこんな場所見つけてきたよな、マネージャー。」
東京を離れた、周りに住宅がない閑静な家をシェアハウス用にと用意してくれていた。
「有難いよね。」
青「なあ、望。」
「何?流星。」
青「俺、星になりたくてな。ずっと。」
そう話す流星は、どこか寂しそうで、小さくて。
「ほし? もう星やん。流星やろ?」
青「いや、実際にこの身体じゃなくて、夜空に浮かぶ星になりたい。見えなくても望のこと見守れるし。夜になると輝ける。幸せそうやん。」
なんで、そんな顔するん。
耐え切れず、流星を強く抱きしめる。
「夜空の星になんかならんといてや。ここにいて、俺の横に。俺の横で見守っててよずっと。」
青「う・・ん。てか、今の2回目のプロボーズ?」
「ずっと言い続けるから。何回も言うから。」
青「プロボーズは1回キリやろ?笑」
「もー違う。これは俺だけのプロポーズで何回も使えるの!」
青「はいはい。ごめんって。寒いやろ?戻ろう中に。」
手を握られて、そのまま部屋に戻る。
ベッドに腰かけた流星が俺を見つめる。
青「でも、望からのプロポーズ?嬉しかったよ。」
「やった!じゃあ何回も言うな。」
青「嬉しいの効力薄れへんそれ?」
「任せとけ!」
2人で笑いあいながら、ベッドで横になる。
その後、心地よい呼吸が聞こえ 流星が眠りについた。
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作者名:ろん | 作成日時:2025年12月10日 15時


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