42話 ページ3
「起きる時間だよ、A。」
私はけっこう前にとある荘に引っ越していた。もちろんまだ、一人暮らしだ。
その中の寝室と言える一室で寝ていた。
そして、目を開けると幸せなことが。
この世で1番大好きな人が見える。
『…吉影くん、おはよ〜』
私は目をこすりながら吉影くんに、挨拶をする。そうすると吉影くんもにっこり笑って「お早う」っていってくれるの。
でも…
『わざわざ起こしに来てくれなくてもいいのに…』
「僕が、起こしに来たかったんだが…ダメだったかい?」
なんか、しゅんとしている犬みたいだ。
『いや…そんなことは、ないよ!』
私は慌てて否定した。
「そうか…なら良かったよ」
そう言ってさり気なく私の頬にキスをした。
『ん、え?』
「え?」
は…
『恥ずかしい、か…』
口が塞がれてそれ以上しゃべれなかった。
「恥ずかしいからやめてって?…それは無理だね、君と毎日朝から会えるんだから嬉しくてそんな我慢はどうにも僕にはできないようだ。」
吉影くんは、そんなこともサラッとできたり言ったりするのはやっぱりずるい。
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chiotea(プロフ) - 続き楽しみにしています (2020年9月26日 23時) (レス) id: 381eff7af5 (このIDを非表示/違反報告)
(*´ー`*) - 続き楽しみにしてます!m(_ _)m陰ながら応援しています (2018年3月27日 19時) (レス) id: 4de10ffa38 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ恋風味(プロフ) - もこさん» 応援とてもうれしいです!返信遅れてしまってごめんなさい。更新頑張りますね! (2017年9月4日 20時) (レス) id: 8fdbcc3360 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ恋風味(プロフ) - もち米くっきーさん» ありがとうございます!更新はしばらく(テストが終わるまで)しませんが頑張りますね! (2017年9月4日 20時) (レス) id: 8fdbcc3360 (このIDを非表示/違反報告)
もち米くっきー(プロフ) - すごく面白いです!!更新頑張ってください、続きとても楽しみにしてます! (2017年6月7日 23時) (レス) id: 1d2cc7a85a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつ恋風味 x他1人 | 作成日時:2017年3月15日 22時