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国近:それじゃあ、お邪魔しましたー!
朝ごはんを食べ終え、みんなはそれぞれの家に帰っていった
咲:爺や、ありがとね
爺:お嬢様のためならば
咲:……ねぇ、ひとつ聞いてもいぃ?
爺:はい、なんでしょう?
咲:私のカバンについてるストラップあるでしょ?
あれって爺やがくれたもの?
爺:いいえ
あれは昔、公園で遊んでいた男の子にいただいたものですよ
確か…5歳くらいの頃でしたね
咲:そんな昔に貰ったものなの?
爺:えぇ、あれはお嬢様が将来結婚を誓った男の子からいただいた大切なものですよ
咲:その男の子は今どこにいるの…?
爺:さぁ……その後お引越しなされたみたいで…
そのストラップがどうかなさいました?
咲:ううん!ただ気になっただけ
誰から貰ったか思い出せなかったから聞いてみたの
気がつけば大切にしていたクマのストラップ
ずっと未来がくれたものだからと思って大切にしていたけど……違うんだ
何か情報を掴めるかなーって思ったけど、これは関係なさそうだな
爺:……お嬢様、もしかしたらアルバムの中にその男の子が写っている写真があるかもしれませんよ
咲:えっ、みたい!!
爺:確か倉庫に片してあると思うのですが…
未来と関係ないけど…
小さい頃結婚を誓った男の子がどんな子なのかはすごく気になる!
爺やの後について倉庫に向かった
＊
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作者名：K.saku | 作成日時：2019年8月13日 5時
