3話 ページ3
【訓練所】
「…」
相変わらずここは白熱していて
今日もゾム様とコネシマ様、シャオロン様が
模試戦闘に奮闘されている
数秒経てば、私がここに来たことが分かったらしく
3人とも階段を駆け出して、こちらに来られた
zm「ん！A、お疲れ様」
kn「今日はなんや？甘いもん無理やぞ？」
sha「A。聞いてやぁ」
「お疲れ様です。」
「今日は、レモンティーとカヌレです。甘さは控えめにしております」
「どうされましたか？」
3人分の会話に返答する
それが日常になった
私は、聖徳太子か、と思ったが
案外嫌ではないから受け入れている
zm「ん？トントン、アールグレイ飲んでたで？」
「運動後に、暖かいものは酷かと思い変えさして頂きました」
zm「えへへ、ありがと」
sha「ちょ、ゾムばっかりずる」
ギュウゥ
「え、ちょ、」
シャオロン様から思いっきり抱きつかれる
幹部とメイドの区別がつきにくくなるから
やめて欲しいが、
彼は離す気がないらしい
何回言おうと、「しらなーい」とばなりで
話してくれない
kn「…Aに、お前の汗着くやろ」
sha「あ、まじやん、…すまん！」
「いえ、メイドですので」
「こちら、タオルでございます」
kn「ん、ありがと」
sha「さすが！」
zm「さんきゅ」
ゾム様は、もう既に食べ終わられていて
少しだけ不満そう
どうしたのかと、尋ねると
足らないらしい
カヌレは人数分しかないため
仕方なく私が個人として持っていた
飴を渡すと
心底嬉しそうに食べられた
zm「ひひっ、Aの飴…！」
kn「は、おれも」
「…これ、甘いですよ」
kn「ええから、」
「…どうぞ」
kn「ん、ありがと」
sha「なぁ、今日一緒に寝んへんか？」
「それは、メイドの仕事ではありません」
sha「お願い…？」
「…恋人でも作ってその方としてください」
sha「Aが、いい…ほんま、お願い！」
sha「給料あげるから！」
「……」
「わかりました」
sha「よっしゃ、…！」
「…」
ゾム様とコネシマ様があからさまに
不機嫌になったが
気にしないでおこう
3人に別れを告げたあと部屋に進む
少しだけ笑いそうになってしまいかけたけど
ちゃんと耐えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルク(プロフ) - 更新ありがとうございます。楽しみに待ってました！鈍感なメイドちゃんにd！達が話を増すごとに積極的になっていく感じがとても好きです。これからも応援してます！ (9月24日 1時) (
レス) @page4 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます。遅くなりすみません💦全員落ち検討してみますね~ (9月23日 23時) (レス) @page16 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！仕事する気ないならやめろよって話ですよね！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年8月10日 5時) (レス) @page14 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» ありがとうございます😊✨✨✨ (2022年5月27日 21時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月16日 0時
