14話 ページ14
【厨房】
「……」
シャオロン様にあー言われたけど
普通に恥ずかしいし、
区別つかんくなるからやめて…
「…」
相変わらず、ほかのメイドは来ない
厨房の人も来ないし
結局は私が作らないとじゃんか
減給するぞ()
「…」
とりあえず、14分をあと3時間ぐらいで作る
今日は余裕あるかもなーなんて考えていれば
ドアが開く音が聞こえ目を配ると
そこには、眠たそうに目をこすっている
ゾム様がいらした
zm「…A、おはよう」
「おはようございます」
zm「また、ひとり？」
「それ相当の処罰は下させていただきます」
zm「ん、俺もするわ…」
「……？」
ごく自然な行為のように
腕を腰に回され
力を込められる
zm「……A、抱き締め返してや」
「え、あ、はい…」
恐る恐る抱きしめ返すと
彼は満足したらしい
お礼のキスと
なでなでを頂いた
zm「A、14人分の飯なんて大変やろ？」
zm「あいつらには、言っとくから」
zm「Aは、休もーや」
「いえ、責任がありますので」
zm「そー、言うても…」
zm「今日、Aは出勤しないはずやん」
zm「休養日やで？」
「え、…？」
壁に貼ってあるカレンダーを確認すると
確かに今日私は休みだった
そういや、そうでしたねなんて返しながら
朝食を作り始める
zm「やーから、あかんって」
パシッと自然にフライパンをとられ
手には何も無くなった
「…なら、誰が作るのでしょうか」
zm「俺らが各自で作るから」
zm「Aは、寝ててや」
「……」
zm「…あんま、これは嫌いやねんけど」
zm「命令、A、休め」
「………畏まりました」
彼に定型文を並べ
部屋を出る
なぜか、彼の悲しそうなその笑みが
脳裏にこびりついた
パタン
zm「…嫌われてもうたかなぁ…」
zm「いや、でも…Aには休んで欲しいし」
zm「でも、明日から話してくれへんかったらどなんしよう…」
A、ごめんな…？
でもAのことが大切やから
仕方ないねん
【Aの部屋】
「……ほんとに休みになったちゃった…」
メイド服を片付け普段着に戻るのは
久しぶりだった
特にすることもない為、
ベットに寝転ぶ
ふかふかのベットは恐らく新しくされたもので
枕からいい香りがする
「……」
眠気を誘うその香りにつられるまま
瞼が閉じていく
「…」
そういや、こうやって寝るの
いつぶりだっけ
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ミルク(プロフ) - 更新ありがとうございます。楽しみに待ってました！鈍感なメイドちゃんにd！達が話を増すごとに積極的になっていく感じがとても好きです。これからも応援してます！ (9月24日 1時) (
レス) @page4 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます。遅くなりすみません💦全員落ち検討してみますね~ (9月23日 23時) (レス) @page16 id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！仕事する気ないならやめろよって話ですよね！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年8月10日 5時) (レス) @page14 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» ありがとうございます😊✨✨✨ (2022年5月27日 21時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月16日 0時
