155話 ページ6
syp「あとは、ゾムさんか食べてくださいね」
zm「はーい」
ショッピ様と半分こしたものを食べ終わると
無事にお腹いっぱいになり
箸を置いてしまった
ut「A、この後暇？」
「ぞむさん、次第です」
zm「俺は暇やでー」
ut「なら、一緒に遊ぼう？」
「…今日、あまりお金ありません、」
ut「奢らせて？」
「…申し訳ないというか、」
syp「いいんですよ、Aさん」
syp「Aさんとの時間が増えるなら何万でも渡します」
「？……」
zm「笑笑、んじゃ、いこーか」
「…」
【猫カフェ】
syp「えへへ、…」
ut「珍しくショッピくんから提案したやつやから採用したけど…」
ci「…実際、ショッピが猫なんよな」
「…」
ショッピ様は、可愛らしい子猫と戯れていて
すごく幸せそう
500円もする猫じゃらしや、猫缶などは
既に購入済みで今はこの猫たちの
太客になってる
zm「…猫より、Aがええ」
「…」
後ろから抱きつかれ
そう言われる
周りの客の視線が痛いからやめて欲しい
とは言っても二三人しかいないんだけどね
ut「あ、ずる」
syp「？！ちょ、Aさんから離れてください…！」
zm「やーだ」
「…」
何だこの取り合い。
さっきまで散々構われていた猫も
今はこちらを見守るばかり
他のお客さんも帰っちゃったし…
ci「Aさんが、可哀想やろ？」
ut「ええやん」
zm「俺になら、ええやろ？A」
猫ちゃん、助けて。
「…」
無能って呼ばれてた頃には
こんなこと1度もなかったな。
取り合いじゃなくて
押しつけあいならあったけど
なんでこんなに必要としてくれるんだろうか
たかが無能なのになぁ…
syp「？先輩、？」
「……」
この空間が、
この時間が
もう少し続いても悪くないな、
なんて思い
くすりと微笑んだ
嬉しい時だけ、死にたいことを忘れるとか
傲慢すぎじゃん
zm「！わ、らった、…笑ったで！」
ut「まじやん、え、も1回！写真撮る！」
ci「Aさんの笑顔とか嬉しいわ…」
syp「まじ、すきぃ…」
「……」
なんなんだろ
【アーケード街】
syp「…Aさん」
「？はい、」
syp「写真、とりましょ」
「…ショッピ様をとればいいですか？」
syp「いえ、…そのツーショットがいいです」
「わかりました、…ですが無能と？」
syp「…無能でも好きなのに変わりはないっていいました」
syp「はい、チーズ」
カシャ
無機質なシャッター音が響く
彼らも気づいていない
syp「…Aさんとの、思い出」
syp「…残したくて」
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とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！ (5月25日 5時) (
レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ！最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん！沢山コメントしてくれてありがとうございます…！そうなんだ！高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…！ありがとうございます！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月14日 20時
