173話 ページ24
「…」
ht「…Aは、無能じゃない」
「…無能、ってお母さんが、みんなが」
ht「俺らは、そう思わないよ」
「…」
ht「それに…Aには、美味しい物食べて欲しいし」
gr「…」
照れくさそうに笑うひとらんは
Aが何歳になっても想いは変わることない、と
いいたげで。
復讐鬼でも、そんな顔ができるんだなと
心の中で唱えたところ
どこからか寒気を感じた
「…い、いただきます」
ht「ん、召し上がれ」
tn「…」
Aの可愛らしい手が
ベーコンエッグトーストに近づく
お皿から離されたそれはAと
口付けをし
そのまま彼女の食道を通り
彼女の胃液に溶かされるのだろう
tn「…かわええ」
syp「かわい、まじ、かわい…ってほんま…」
ht「どう？」
「おい、しいです」
tn「！…」
gr「…なんだ、人間らしく笑えてるじゃないか」
tn「…せやな」
Aは、子供らしく
目を輝かせて
手をとめない
コツ、コツと彼女が椅子の足を蹴る音が
俺らの安らぎのBGM
そのまま各々食べだし
静かで優雅な朝食が始まった
ht「ん、ついてるよ笑」
「え、あ、ごめんなさ、」
ht「そーゆー時は、ありがとうでしょ？」
「…ありがとう」
ht「どーいたしまして」
【数分後】
tn「さて、さらも片付け終わったし…」
tn「…」
syp「もう、むりや、！」
ut「あ、しょっぴ？！」
tn「え、」
目の前にいたAは既にいなくて
後を目で追うとショッピに抱かれていて
既に涙目
tn「おい、ごらｯ！！ショッピ！」
確かに彼にとっては生殺しのような
状態だったけど流石にAが可哀想や
慌てて彼の後を追うが
あの気だるそうな走りはどこえやら。
廊下に出た時には、もうどこにも
いなかった
tn「なんやねん、…」
ci「まぁまぁ笑ショッピも、我慢した方やし」
tn「……」
遊びに行きたかったんやけどな
Aと。
【ショッピの生活部屋】
「あ、あの。だれ、ですか」
「ここは、どこですか、」
「あの、」
syp「ほんものの、子供Aさん…！」
syp「はぁぁ、…まじ好きや…愛しとる…」
「…？」
この紫色の人は全然離してくれない。
痛いし、怖い。
だから早く逃げたいのに、
噛み付いたら…逃げれるかな
syp「あぁ、自己紹介まだでしたね」
syp「俺、ショッピと申します」
syp「Aさんのことが好きな下僕です」
「げ、ぼく…？」
syp「あー、…Aさんのお友達です」
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とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！ (5月25日 5時) (
レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ！最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん！沢山コメントしてくれてありがとうございます…！そうなんだ！高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…！ありがとうございます！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月14日 20時
