152話 ページ3
【映画館】
zm「何見る？」
「ゾムさんがお好きなので、どうぞ」
zm「ええー、…俺だいたい見尽くしたんやけどな」
zm「なら、これは？」
「いいですね。」
zm「んじゃ、これにしよっか」
ゾムさんが指さしたのは
所謂恋愛モノの映画
サブタイトルを見る限り高校生の話なのだそう
「…」
高校か、…なんか思い出あったっけ
いやー、…ないな
zm「A〜。ほら、行くで」
「わ、」
ゾムさんが私の手を握った
そのまま指が私の指の間に入り込み
そのまま力を込められる
「…ここまで、する必要はないのでは？」
zm「きこえないわ」
「…」
【上映中】
「……」
以外にも残酷ないじめの描写があった
これは、シンデレラに似てるんだろうな
いじめられていたヒロインを
学園のヒーローが助ける
そのまま2人はゴールインか
zm「…A、あーんして」
「？あー、ん」
「ｯ、…」
口を開けた途端甘い香りのものが入ってきた
軽くてほんのりキャラメルの味がするもの
zm「食いたかったから食うてええからな」
二人の間に置かれたのは
かなり大きめなポップコーンで
キャラメルと塩があるらしい
「お気遣い、ありがとうございます」
zm「へへ、…」
スクリーンの光に照らされている
ゾムさんのお顔はほんとり
ピンク色だった
【街】
zm「はーー、やっぱ恋愛モノは見るの疲れるわ…」
zm「Aって、あーゆー系すき？」
「あまり、映画自体を見ないのでよく分かりません」
zm「だよなぁ…」
zm「今、昼か…」
zm「A！こないだいってたラーメン屋行こうや！」
「はえ、…今日映画用の現金しか持ってきてないんですが…」
今、私の残金は500円ちょい。
映画を見たら解散だと思ってた
１回私だけ取りに帰るか…
zm「俺が奢る！」
「それは、だzm「なら、帰ったら」
zm「俺の言うこと聞いてや」
「…具体的には、？」
zm「んふふ、ナイショ」
zm「でも、Aが嫌がることはしないで」
「…わかりました」
zm「やった、…！」
zm「よし、ラーメン2杯でも3杯でも奢ったる！」
「え、えぇ…」
はよ、！と手を引かれ
その店まで走らされる
周りの人の視線がいたかったし
くすぐったかった
______________________
【ネタバレ】
ゾムさんとAさんが走ってますが
幹部の速さなので
周りと人はそのスピードに驚いて
見ています
バレてはないよっ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！ (5月25日 5時) (
レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ！最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん！沢山コメントしてくれてありがとうございます…！そうなんだ！高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…！ありがとうございます！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月14日 20時
