転入生と新結成・4 ページ34
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譲羽は元々、あのアイドル科の最大派閥・『チェス』に属していたのだが、天祥院によって『チェス』が切り崩されてしまってからは、フラフラとあちこち所属してはすぐ辞める、という渡世人生活を送っていたらしい。
しかし、余りにもあっちこっち行き過ぎたせいで、�牴申茲砲盖鐫紊�ない�瓠甅猴�用な奴ではない�瓩犯獣任気譴討靴泙ぁ△匹海帽圓辰討睫臍以Гい気譴襪茲Δ砲覆辰燭里世箸�。
それでコイツは不貞腐れてこの部室に引きこもり、来る日も星空ばかり眺めるような『不良』になったワケだ。
……どうしよう。最初の『チェス』解体以外、割と同情の余地が無いんだけど。これでよく退学処分になってないなコイツ。
ともあれ、譲羽は私からの繋がりで『彼』の気性をよく知ってるし、扱いも手馴れてる。
だから、『彼』と組ませるのには丁度いいと思ったのだけれど。
「……そんなもん、何でわざわざ俺に頼むんだよ。他を当たれよ」
「何でよ。そんなに嫌なの？ ユニット組むの」
「嫌っつ〜か……面倒なんだよ。意外とかったり〜んだぜ？ いくら『仲間』だからって、自分よりも下の奴らと、足並み揃えなきゃいけね〜ってのはよぉ。
だから俺、そういうのが無い寄せ集まりの『チェス』に入ったってのに。天祥院の野郎、余計な事しやがって……」
「相変わらず協調性無いなぁ……」
「うっせえな。『プロデューサー』だか何だか知らね〜が、俺の事は放っといてくれよ。
……どうせ俺は、輝けやしねぇんだ。星にもなれず萎んでく、6等どころか7等以下の、惨めで矮小な石くれさ」
吐き捨てて、譲羽は私達に背を向ける。
棘まみれの言葉とは裏腹に、その声色に、寂しさと哀愁を滲ませながら。
……コイツも何かあったのかな、あの『革命』で……。
でもそれはそれとして、何なのその構ってちゃんムーブ。
面倒臭いわウザいわでヘイト溜まるだけなんですけど。帰っていい？？
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
