転入生と新結成・3 ページ33
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「授業フケて隠れ家で惰眠なんて、知らない内に随分といいご身分になったものね。ミトンの癖に」
「だぁから止めろってば……。しゃ〜ねえだろ、夜通し天体観測してたから眠ぃんだよ。良くねえとは思いつつも、止め時のタイミング見失っちゃってさぁ？」
三度の飯以上の星好きは相変わらずのようだ。
しかし、やる気が無いとは言え、一応曲がりなりにもアイドルなんだから、体調管理はもうちょっとしっかりやって欲しいかな。
などと考えてる私の横で、『彼』は深く頷いて、
「うんうん、その気持ちは分かるぞ少年！ 天体は神秘の塊だからなっ、いつまで見ていても飽きないよな！ 眠れない夜にうってつけだ……☆」
「は？ いや、つ〜かお前、一体誰……――」
いきなり口を挟んできた『彼』に、譲羽は疑問の声を上げかけて、しかし、その顔を見て凍りついたように動かなくなった。
「…………え……は……えっ？ ええ？ ……あの、不陶。もしかしてコイツ、�爐△凌有瓩留�し子か何か……？」
「おおっ、お前、私のこと覚えてたのか？ いやぁ良かった、ほんの2、3回しか会ってないから忘れられてるかと思ってたぞ！ 『ミトンくん』よ！」
「う、うっわ！！ うっっわ！！ この腹立つ喋り方、間違いなく本人……！ え、なにっ！？ 何でこんなとこにいんだよアンタ！？」
「うむ、本日より転校してきたからな！ さっき紅郎に聞いたが、お前B組なんだろ？ 私もB組だ。宜しくな！」
「えっしかもクラスメート！？ 嘘だろっ、悪夢なら早く覚めてくれ……！」
「残念ながらどうしようもなく現実よ。おはようミトン」
私の宣告に、譲羽は頭を掻きむしりながら項垂れた。悪いねミトン。でも文句はコイツに言ってくれ。
「で、相談があるんだけど良いかしら。良いわよね。取りあえず、アンタとこの人とでユニット組んで貰いたいんだけど、面倒だからもう此処でこのユニット結成申請書に名前書きなさい。良いわね？」
「おい最後命令形になってんぞ！？ さては最初から相談するつもりゼロだろお前！」
「はいはい文句言わない。そもそもアンタが誰ともユニット組んでないのが悪いんでしょ」
そう。
譲羽は今、どこのユニットにも属さない�犧�無し草�瓩覆里澄�
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
