毎日君日記 (ページ11)

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「え？」

部屋を進むと先程見ていた隊服。

と、栗毛。

「なんで、沖田さんが？」

『邪魔してらァ』

こっちを振り返りながら、手を振る彼。

「依頼だってよお、報酬がっぽりだぜ？なぁ、総一郎くん」

『旦那、総悟でさァ。』

あれ、この間は総二郎で今日は総一郎くん？総悟くん？

本名なんなの、この人。

「で、一体どんな依頼なんですか？」

『実は ... 』

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「えー、本日のみ女中として働かせて頂くAです。」

「銀子です」

「神楽アル」

「パチコです」

「いや、なんで名前まで女にする必要あんのよ」

ここはキャバクラでもないんだよ。

沖田さんからの、いや真選組からの依頼で１晩限定女中をやることになった。

て言っても、宴会の手伝いをするだけだ。

銀時は酒が飲めると言って了承し、神楽ちゃんもたらふく食べる気満々になっている。手伝うだけだからねえ！？！？

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「お酒、どうぞ。」

隊士達に順番に酒を注いで行く。

改めて真選組の人の多さに気づく。

「沖田さんも、気を付けて下さいね」

『五月蝿え、未成年はとっとと酒注いで帰りな』

「オメェもだろ総悟！！！」

近くにいた土方さんが声を上げる。

ん？待ってお前もって、？

「え、沖田さん22歳じゃないんですか！？」

『んなわけねぇでさァ、老けてるように見えんのかィ？いっぺん、眼科行って目くり抜いてもらったらどうですかィ』

「騙したんですね！！てか、同い年じゃないですか！！！じゃあ、お酒は尚更ダメですよ！」

ばっ、と彼の飲もうとしていた御猪口を奪う

『何してんだテメェ、本気で目ん玉ぶち抜くぞ』

「だって、未成年じゃないですか」

「まぁまぁ、今回は許してやってくれAちゃん」

「ゴリラ！？！？」

「泣いていい！？！？」

いつもより賑やかな空間だこと。

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