炭治郎の妹は禰豆子以外に生きていた!?

10話 ページ11

noside

私はすこしだけにやけていた

頭を撫でてもらったのが嬉しかったのだ

次女であっても私もまだまだ子供だ頭を撫でてもらうのは嬉しい

カナヲ｢あ…の｣

A｢どうしたのー？｣

私はニコニコしながら答えた

カナヲ｢これ…｣

カナヲちゃんがそう言うと手には青色の手拭いが握られていた

A｢この手拭いどうしたの？｣

カナヲ｢床に落ちてた…｣

A｢多分冨岡さんかな？｣

カナヲ｢これどうしよう…｣

A｢私冨岡さんのところに行って届けてくるよ！｣

カナヲ｢それは危ない… 夜は鬼が出る｣

A｢大丈夫だよ！ それに大切なものなら尚更届けなきゃ！｣

私はカナヲちゃんから青色の手拭いを受け取り冨岡さんの屋敷に向かって走った…


何分かした後あと少しで冨岡さんの屋敷に着く時私は隣に生えていた木に引っかかり転んでしまった

A｢いたたっ｣

A(今日はすごく転ぶ日だな…)

そう思っていると 後ろに人がいる感じがした

A(鬼と人の区別がわかったらいいんだけど…)

すると、足に鋭い痛みが走った

鬼｢稀血のガキがこんな夜にいるとは思わなかったぜ｣

A｢っ…!!｣

あまりの痛みに声が出なかった

鬼｢静かなガキだなまぁいいさ お前を今から喰うんだからな｣

そう言い私に手を伸ばされた時

聞き覚えがある声が聞こえた

？｢水の呼吸 壱の型 水面斬り｣

その声を聞き終えた時には鬼の頸はゴトッと音を立て落ちていた

A｢冨岡さん…｣

冨岡｢なぜ外に出た!! 鬼の活動時間は夜だ!!なのになぜ外に出た!!お前は稀血の人間だ!!鬼に狙われやすい人間だ!!｣

一気に言われたその言葉に私は肩をビクッとさせる

A｢ご ごめんなさい… 冨岡さんが手拭いを置いていったから渡そうと…｣

冨岡｢手拭い1枚ごときで危険なことをするな!!｣

A｢ご ごめんなさい…｣

私は必死に涙を流さないように下唇を噛んだ

A(泣いちゃだめだ… もう泣かないって決めたんだ…)

次の瞬間私は温かいものに包まれた

冨岡さんに抱きしめられているのだ

冨岡｢心配をかけさせるな｣

そう弱ったように言われ私も｢はい｣としか言えなかった

冨岡(俺がもうすこし早く駆けつけていればよかった…)

冨岡｢外にいることはしのぶには？｣

A｢言ってません…｣

冨岡｢はぁ… 屋敷まで送る｣

A｢すみません 迷惑を沢山掛けてしまい…｣

冨岡｢気にするな｣

次は冨岡さんsideから始めます！
そして500hitありがとうございます！

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