『なんやかんやでpart3。未だにフードを取ってないんだけど。』「「……」」【歌い手】

LIAR80 ページ6

歌詞side





坂田くんが顔を真っ青にして持っていたスマホを僕らに向けた





そこには、





『離してっ！！』




◆『ほらほら、暴れない』





顔は見えないけど、男達に手足を押さえつけられてもがいてる女の子が写っていた





題は、






【高校生の女子と】







歌詞「なっ…！？」





この生放送に写っている女の子はさっきAが着ていたパーカーを着ている






声もほぼ同じ。






歌詞「Aっ！？」






sou「これ、Aだよね！？」





souくんが泣きそうな顔で叫ぶ





luzくんやうらたくんも顔に出さないだけでかなり動揺している






クプラ「……っ！！助けないと！！」






じっと生放送を見ていたクプラくんが叫んだ







そらるさんや、天月くんも頷いた








そうだよ、助けないと








好きな子1人守れないでどうするんだ







歌詞「……」






僕は1度深呼吸をして、泣きそうなまふくんやsouくん肩を叩いた






歌詞「大丈夫！！まだ間に合う！！まふくん達も、協力してくれるでしょ？」






僕が声をかけると、やっと2人とも立ち上がって強く頷いた






sou「そうだね！！Aを助けないと！！」






栗原「……」






……さっきから栗原さんが生放送の画面を睨んでいる。








それは、Aを心配してるというよりも、悔しそうな顔だった。





歌詞「ねぇ___________」






カチッ






僕が栗原さんに声をかけようとすると、後ろでスイッチを押す音がした







ん？









まふ「あの男達、Aにベタベタして！！許さん！！！！！！」






ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ






歌詞「まふくん、チェーンソーは置いていきなさい」





まふ「なんでっ！？」







そらる「なんでじゃないでしょ、頭吹っ飛ばす気か。」





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