おそ｢これは幻だ…あの百合女が可愛いだって?!?!｣ 貴｢夢でも見てるんだね^^｣ おそ｢すげーメンタルだな｣ ページ12
カラ松said
｢…ありがとね
────────"おそ松"｣
!!
おそ｢!!｣
…
これは、あくまでおそ松に向けられた言葉
でも俺もこの動揺は隠せなかった
普段言わない人ほど
破壊力はとてつもないものとなる
それはこういうことなんだな…
おそ松に目線は合わせず
静かに俯きながら
俺の目の前で微笑したその顔────
ｶﾗ｢…?｣
なんて───
なんてベリーキュートなんだ
このガールは────
おそ｢ま、まぁ…
借りを作っただけだし…っ
倍にして返せよなっ｣
A｢そうさせてもらうよ
私は約束は守る女だからね｣
おそ｢…そうかよ｣
まんざらでもない顔しているな
どんな顔してるか
後で見せてやりたいくらいだ
普段から
あんなに忌み嫌っていたクセに
(おそ:それは大げさじゃない??)
ｶﾗ｢…よし
一応、応急処置はできたぞ
あとは、安静にすることだな｣
A｢そうかそうか
ありがとう
─────"カラ松ｸﾝ"｣
…
んー
モヤモヤするな
ｶﾗ｢…｣
"カラ松ｸﾝ"、か────
ｶﾗ｢ﾌｯ、お安い御用さ!
いつでも、頼ってくれ───｣
A｢…!!
…
うん
まあ、あの赤い男に頼るよりは
カラ松ｸﾝとかチョロ松ｸﾝに
頼った方がいいね｣
おそ｢はぁ?!
さっき俺のこと
"おそ松"って言っていたのに!!
もう1回呼んで?!
ねぇ?!｣
A｢気がむいたら｣
おそ｢えー!｣
＊＊
ｶﾗ｢…｣
俺は今日
Aちゃんを助けたいと思ったんだ
あんなたくさんの男にボロボロにされ
俺達が来た時
安心からかあんなに泣いて
こんなに奮い立ったのは
学生時代以来だ────
Aちゃんの家まで
送り届けている道のり
独りで悩んでいたら
俺より1歩前にいたAちゃんが
こちらを振り向いてきた
A｢あ、ねぇカラ松ｸﾝ｣
ｶﾗ｢!!…な、なんだ｣
距離はぐっと近くなり
彼女は俺の耳元に近付いてこう言った
A｢"俺を頼れ"って言った時さ
いつものクソ顔より
断然カッコよかったよ｣
ｶﾗ｢…!!!!｣
普段通りしてればモテるんじゃない?
と最後に吐き捨てて再び俺の前を行く
ｶﾗ｢…｣
ニッと、歯を出して微笑むと
Aちゃんは
俺の前を再び歩き出した
ｶﾗ｢惚れる……｣
誰にも聞こえないよう
そう呟いた
おそ｢堪忍袋の緒が切れた｣→←貴｢トト子ちゃんに免じて…か…うっ…！｣ おそ｢お？感謝してくれてるのか？｣ 貴｢違うっ…！未来のお嫁さんを心配させてしまったっ…なんて旦那なんだ、私は！！｣ おそ｢うん…なんかもう、なんでもいいわ(白目)｣
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モなか王@水卍(プロフ) - 棗さん» ありがとうございます！！！！ もうその言葉だけで頑張れます…！！ (2018年10月19日 20時) (
レス) id: d64c062729 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - ｸﾞﾍﾍ( ω。モナカ王さんの作る作品は本当神作ですネッ！殿堂入りすることを願って､､､。更新頑張ってください！いつまでもモナカ王さんのファンです！ (2018年10月15日 21時) (レス) id: bb5b41793a (このIDを非表示/違反報告)
モなか王@水卍(プロフ) - 爽です。さん» ほんっっっとうに長らく待たせてすみません…! ちゃんと待ってくださっている方の為にも、また更新頑張っていきます!! 待っていてくださり、ありがとうございました!! (2018年10月8日 23時) (レス) id: d64c062729 (このIDを非表示/違反報告)
爽です。 - 終わんないでくださいー(/--)/ (2018年10月8日 19時) (レス) id: 77a4c77b8b (このIDを非表示/違反報告)
日向@引き籠り(サブ)(プロフ) - 更新まじで頑張ってください！大好きです(唐突) (2018年4月27日 15時) (レス) id: 20108f26ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モなか王@水卍
| 作成日時：2017年5月4日 22時
