21話 ページ22
虎杖の言葉に、伏黒の眉間には皺が寄る。
「……それどういう意味だ。」
伏黒の言葉に怒気が含まれたのがわかった私は、後ろから袖を引っ張る。
肩を跳ねさせてこちらを振り返った伏黒は、私の顔を見るなり深呼吸をすると再び虎杖の方を向く。
「…お前がなにを勘違いしてんのか知らねぇけど
コイツとはそんなんじゃねぇよ。」
声のトーンを落として、あくまでも穏やかに。
きっと、私が少し怖くなっているのに気づいてくれた。
心の中でホッと息を吐くのも束の間、「…そっか。」と低い声が聞こえてくる。
「そうだよな。
ごめん、変なこと聞いて。」
眉を下げて笑った虎杖が伏黒の背中から見えた。
そこにいたのは、いつもの雰囲気と同じ虎杖で
でも、無理して笑っているのなんて明白で。
なんでそんな風に笑うの
今、何を考えているの
背を向けて去っていく虎杖を、少し遅れて追いかけようとした時、後ろから腕を引っ張られる。
「行くな」
『でも、』
「……行かなくていい。
アイツは少し頭を冷やした方がいい。」
心配そうに私を見下ろす伏黒に、あぁ…さっきの気にしてるんだなって。
私を押し倒していた虎杖を剥がした時の伏黒の表情、すごく焦っていたから。
「……別に俺が止める必要ないって、最初は思った。
好きなヤツにあそこまで迫られてんのに、止められたら
俺なら嫌だから。」
『うん』
「……でも、空気が違うのがわかって。
そういうのじゃねぇって気づいた時には、アイツのこと
無理やり引き剥がしてた。」
『…うん、助かったよ本当に。
私どうしたらいいかわかんなかったもん。』
だからさ
伏黒がそんな思い詰めた顔しないでよ。
なんでこんな時まで自分を責める思考になるのかなぁ
言葉にしなくたってわかるよ。
伏黒が私のことを見てくれているように
私だって伏黒のこと、見てるんだから。
「…お前の邪魔する気はねぇけど
お前が傷つくのは見たくねぇ。」
『うん、わかってるよ。
ありがとう。』
「……いや、ごめん。
本当は少し"私情"も入ってた。」
『?
助けてくれたことに変わりはないんだし
いい加減そのツラやめてよね。』
お風呂を上がったばかりの少し湿った髪の毛をぐしゃぐしゃとすれば「やめろ」とその手を取られる。
『お礼に髪乾かしてあげよっか?』
「そんなお礼いらねぇ。
だから虎杖に勘違いされんだよ。」
『今それ禁句な』
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ちゃっぱ(プロフ) - 裕里恵さん» ありがとうございます( ; ; ) (2月17日 18時) (
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ちゃっぱ(プロフ) - ほわらさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🙇♀️✨コツコツと更新できるよう頑張っていきます💪🏻🔥 (2月17日 18時) (
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裕里恵(プロフ) - 続き楽しみです。 (12月21日 17時) (
レス) @page22 id: ed84ddc676 (このIDを非表示/違反報告)
ほわら(プロフ) - あの!!!!がちで!!!続きください!!こんなにも続きが気になる小説初めてです!!!!ちゃっぱ様の小説どれも神すぎて大好きです!!!! (12月21日 4時) (
レス) id: fb7e84618e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - Shikiさん» 虎杖みたいなのが()ヤンデレするのが1番たまらんですよね、、、えってぃ、、、^^ (12月10日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃっぱ195
| 作成日時:2025年3月26日 15時


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