18話 ページ19
「……寝たか。」
無防備に眠るそいつの寝顔を眺めながら、俺は握っていた手を離す。
そのまま顔にかかる前髪を払ってやると、熱った頬を手が掠めてしまい、思わず眉間に皺がよる。
「………はぁ。」
世話の焼ける女
けどきっと、他の奴らにはこんな姿見せない。
大体1人で抱え込んで、1人で泣いてるようなやつだ。
強そうに見せてるけど、全然そんなことはない。
バカそうに振る舞ってるけど
本当は色々考えてるって、俺は知ってる。
俺だけは、ちゃんと知ってる。
俺は多分、誰よりもコイツのことをわかってる。
「〜っ……はぁ…。」
胸の奥の方がキュッと痛む。
俺はコイツのことを1番に理解していて、1番に仲良くしているだけだ、そういうんじゃない。
そうだと認めてしまえば、コイツの心の拠り所が無くなってしまう、それだけは避けなきゃならねぇ。
嫌われるより、得た信頼を無くす方が問題だからな。
それでも、どうしようもなく溢れ出しそうになる瞬間がある。
「……………虎杖なんかやめろよ。」
小さく溢れ出たその声は誰にも届くことはなく、静かな部屋に消えていく。
こんな自分が嫌だと、何度自己嫌悪に陥ったか。
俺は思考を放棄するために、ベッドに頭を預け目を閉じる。
そういうのじゃねぇ
コイツは仲の良い友達
俺はコイツの世話係
仲のいい友達
俺は世話係
俺は_____
『んー……ふし、ぐろぉ……』
……だから、コイツはズルい。
何かを探すように動くAの手を捕まえて握ってやれば、安心したかのように再び寝息を立てる。
「ほんと…バカだな。」
お前も
俺も。
こういうのがいつまで続くのだろうか、それでも今だけはこの温度感に浸っていたいと思ってしまう。
そんなことを考えながら、熱った小さな手を握ったまま
再び目を閉じた。
「……。」
.
『んー!爽快!!!』
翌朝にはスッキリとしていて、熱も完全に下がっていた。
なぜか手を繋いだままベッドの下で伏黒まで一緒に寝てくれていたんだけど、流石に罪悪感しかない。
「気にするな。」って伏黒は言ってくれたけど、流石にこれは何か今度お返しをしなければ…
『…そういや昨日、寝る前何してたっけ?
覚えてないや。』
それだけ言うと、伏黒の顔がめちゃくちゃ不機嫌そうになったんだけど、一体なぜ。
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ちゃっぱ(プロフ) - 裕里恵さん» ありがとうございます( ; ; ) (2月17日 18時) (
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ちゃっぱ(プロフ) - ほわらさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🙇♀️✨コツコツと更新できるよう頑張っていきます💪🏻🔥 (2月17日 18時) (
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裕里恵(プロフ) - 続き楽しみです。 (12月21日 17時) (
レス) @page22 id: ed84ddc676 (このIDを非表示/違反報告)
ほわら(プロフ) - あの!!!!がちで!!!続きください!!こんなにも続きが気になる小説初めてです!!!!ちゃっぱ様の小説どれも神すぎて大好きです!!!! (12月21日 4時) (
レス) id: fb7e84618e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - Shikiさん» 虎杖みたいなのが()ヤンデレするのが1番たまらんですよね、、、えってぃ、、、^^ (12月10日 0時) (
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作者名:ちゃっぱ195
| 作成日時:2025年3月26日 15時


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