16話 ページ17
そりゃ伏黒がいつもに増して世話を焼くのも、わからんでもないわ…
なんて思いながら、まだ温かいご飯に手をつける、美味しい。
"食べ終わった"
そう送ると数分後に部屋のドアがノックされ、例のオカンが入ってくる。
だけど眉間には皺が寄っていて、なんとなく纏う空気がヒリついているような気がする。
「全部食ったのか。」
『食欲あったから!』
「そうか。
熱は?」
伏黒はベッドの淵に座ると、体温計の電源をつけて私に渡してくる、つまり測れと。
素直に従って脇に挟むこと数分、表示されたのは【38.8℃】の文字。
「傷口、少し炎症起こしてるらしい。
発熱もそれが原因かもって、家入さんが。」
『そっか…
……あのさ、なんか怒ってる?』
「あ?なんで。」
『ちょっと怖い…』
目も合わないし、いつもより口調も淡々としてる。
いや、いつもこんな感じだと言えばそれまでなんだけど…
「……お前が、また誰も頼ろうとしねぇことに
すごいムカついた。」
『………え』
「そういうの苦手だってのもわかってる。
でも、隠される方が嫌なんだよ。」
『っ…』
「俺が気づかなかったら、今回のことも隠すつもりだっただろ。
…いつか、お前が無茶しすぎて、取り返しのつかない状態にならないかって、ずっと心配してる。」
…怒ってるだけじゃない、私のことを本当に心配して、気にかけてくれてる。
そこまでしなくてもいいのに、こんなにも気にしてくれることに胸の奥が熱くなる。
そして、普段はそんなことを言葉にしないだろうに、素直に自分の気持ちを吐き出してくれたことにも私は驚いている。
『………可愛いとこあんじゃん。』
「…あ?」
『ほんと私のこと大好きだねぇ』
「……。」
ようやくそこで目が合った、かと思えば結構な力でデコピンをしてくる。
「思ったより元気じゃねぇか。」
『そうだよ。
だから伏黒は自分の部屋戻りなね。
……ゲホッ』
「……。」
にっこり笑って見せるも、この無表情よ。
静かにお皿を片付け始める伏黒に『あ〜』なんて情けない声を漏らせば「いいから寝てろ」なんて言われる。
『……ごめんねほんと。』
「もう謝るな。」
『…じゃあ、ありがと。』
「ん」
『……あの…やっぱり、もうちょっとだけここにいてほしいって
言ったら、わがまま?』
「…俺が言ったこと忘れたのか。
そういうのはいくらでも言え。」
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ちゃっぱ(プロフ) - 裕里恵さん» ありがとうございます( ; ; ) (2月17日 18時) (
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ちゃっぱ(プロフ) - ほわらさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🙇♀️✨コツコツと更新できるよう頑張っていきます💪🏻🔥 (2月17日 18時) (
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裕里恵(プロフ) - 続き楽しみです。 (12月21日 17時) (
レス) @page22 id: ed84ddc676 (このIDを非表示/違反報告)
ほわら(プロフ) - あの!!!!がちで!!!続きください!!こんなにも続きが気になる小説初めてです!!!!ちゃっぱ様の小説どれも神すぎて大好きです!!!! (12月21日 4時) (
レス) id: fb7e84618e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - Shikiさん» 虎杖みたいなのが()ヤンデレするのが1番たまらんですよね、、、えってぃ、、、^^ (12月10日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃっぱ195
| 作成日時:2025年3月26日 15時


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