83話 ページ35
ｷﾞｭｯ
『え…』
「ずっと後悔しとった。
俺が弱くなけりゃ、お前と別れることなんてなかった。」
『あ、うん……』
「お前を二度とこんな目に遭わせねぇくらい
強くなってみせる。」
『ち、近いって……』
手を握りながら、熱を秘めた瞳に見つめられて、むず痒い気分だ。
顔を近づけてくる爆豪くんから逃れようと顔を背ければ、「こっち見ろ」なんて言うし。
「顔、赤ェけど。」
『いやこれは……』
「脈がねぇわけじゃなさそうだな」
『脈があるっていうか、
逆にこんな状況で赤くならない人なんているの？！』
「A、俺はお前が好きだ。」
『うぐっ……
す、素直すぎて怖い……っ』
「お前にはこんくれェはっきり言わねぇと
伝わんねぇからな。昔っから。」
爆豪くんが引く様子はない。
違うんだよ、爆豪くん。
私は…………
「俺はお前と一緒にNo.1を取りてぇ。
だからA。
俺と………」
ｶﾞﾀｯ ｶﾞﾀｯ！
『………え、』
……何、今の物音。
扉の方からしてきたけど。
……まさか、
「おい馬鹿バレるって……！」
「俺じゃねぇ…！
上鳴が押したんだよ……！」
「うぇ？！俺？！」
「アホ…！声デカいわ…！」
……全部丸聞こえですけど。
「…3秒以内に出て来ねぇとコロス。」
「「ひっ……！」」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
「…いつからいた。」
爆豪くんの冷たい目線に、3人は冷や汗を流す。
まったく…何やってんだか。
「ば、爆豪がAに、
付き合おうぜっ☆って言ってるところから…です！」
「……アホ面ァ、お前もっぺん病院送りにしてやるわ。」
「落ち着けって爆豪…！
盗み聞きするつもりはなかったんだよ！」
「てか爆豪お前、Aのこと好きだったなら
最初からそう言えよな〜ツンデレかよ。」
「誰がツンデレだ醤油テメェ！！！」
『もはや醤油呼び……』
そうだった、電気以外の2人は私たちの関係性を知らないもんね。
「いつからなの？」なんて揶揄い続ける瀬呂くんと、興味津々な様子の切島くん。
「〜〜ｯ！！
テメェら何しに来たんだよｯ！！！」
「お、噴火した。」
「何しにって、決まってんじゃん。
お前のこと迎えに来たんだよ、爆豪。」
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ちゃっぱ(プロフ) - アキネコ。さん» 彼も相当なミステリアスな男だと勝手に思ってます🫢♡私たちにならいくらでも隠し事でも悩み事でも相談してくれ？♡何を放ってでも駆けつけるわぁ！！！♡() (2022年12月15日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - うぉぉぉぉぉ？？？？！瀬呂くん何か隠してるだろって思ってたら案の定!!!私に話してくれても構わないZE☆更新あざっす!!!!!!(笑) (2022年12月14日 17時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ぴょんきちまるさん» ほ、ほんまですか姉貴…！やったぁぁぁぁいいいいい！！！！うほほほぉ！(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ)(?) (2022年12月14日 4時) (レス) @page48 id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんきちまる - …お、、おっ？？？おっとこれは、、、。これまた私の好きな展開かもしれん…！！！！！！（うぉぉぉぉぉ！） (2022年12月13日 6時) (レス) @page47 id: 94182d8a2a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - そろぼち癒しの時間があってもいいと思うんですけどね、、(泣)みんな早く幸せになってくれ……君たちヒーローの卵を見てるとおばさんはもう胸が苦しくて苦しくて仕方ない…っ！！夢小説みたいにキュンキュンドッキンドッキンする青春ドラマやってくれよ！！！(???) (2022年12月13日 1時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年11月6日 23時
