69話 ページ21
___そして現在
「お前…レイカをどこにやった？！」
『ちゃんと安全なところにいますよ、当然でしょう？
…今更父親ヅラしたって遅いですよ。
彼女の傷が簡単に癒えるわけない。』
「…ｯ！！」
ｶﾞｷﾝｯ！
うわ、まじか！
コイツ捨て身覚悟で私の剣を弾き飛ばしやがった…！
腕から血を流しながら、ジジイは後ろに退いて叫ぶ。
「もういい！！！
コイツらを全員亡き者にしろ！！！」
そして向けられる無数の銃口
…上等じゃないの。
ﾊﾞﾝｯ ﾊﾞﾝｯ！
「俺にただの弾は効かねぇ！！！」
「あ！お前の個性ズル！！
…うおっ！やべ危なっ！」
「よそ見すんな上鳴！！」
「ねぇぇぇ！俺だって生身の人間よ？！
そんなにバンバン撃ってこられたら死ぬってば！！！」
「お前らうるせェ！！！」
…なんか騒がしいな、この人たち緊張感というものを知らないのか？
なんか…家にいる時と変わんないな…
なんて思いながら、飛んでくる弾を剣で弾き続ける。
…あーもう！ドレス着てるから動きづらい！！
「背中がら空きだ！！」
『しまった…！』
「A！！！」
『……なんてなっ！
ヒーローナメんな！！！』
両手に剣を持ち、回転して前後からの弾を弾き返す。
『……アンタ知らないの？
戦において、背後からの攻撃は御法度。
戦うなら正々堂々、真正面から来なさいよ。』
「ひっ…！」
「……Aの異名をお前らは知らないんだろ？
騎士ヒーロー"キュナネ"
世間ではこう言われてる。
どんなに敵が強かろうと
兵力差で不利になろうと
相手が白旗を上げるまで、絶対に剣を下ろしはしない
___戦場に君臨する �犧廼�の美剣士�瓠�
ｽﾞﾊﾞｯ！
ドレスの裾を膝丈の長さまで切り落とす。
よし…さっきよりかは幾分動きやすい。
『……って、あー！
あのジジイどこいった…？！いつの間に！！』
「A！こっちは任せてお前はアイツを追え！」
『任せたよ、電気！』
「おーよ！」
走りづらいハイヒールを投げ捨てて、私は式場から飛び出す。
BOOM!!!
『…まぁ、君も来るよね。』
「ったりめぇだろうが。
あのジジイと契約したまんまだし、何発かヤらねェと
割に合わねェ。
…それに、テメェには色々言いてェことがある。」
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ちゃっぱ(プロフ) - アキネコ。さん» 彼も相当なミステリアスな男だと勝手に思ってます🫢♡私たちにならいくらでも隠し事でも悩み事でも相談してくれ？♡何を放ってでも駆けつけるわぁ！！！♡() (2022年12月15日 0時) (
レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ。(プロフ) - うぉぉぉぉぉ？？？？！瀬呂くん何か隠してるだろって思ってたら案の定!!!私に話してくれても構わないZE☆更新あざっす!!!!!!(笑) (2022年12月14日 17時) (レス) @page48 id: 1ef8943118 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - ぴょんきちまるさん» ほ、ほんまですか姉貴…！やったぁぁぁぁいいいいい！！！！うほほほぉ！(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ)(?) (2022年12月14日 4時) (レス) @page48 id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんきちまる - …お、、おっ？？？おっとこれは、、、。これまた私の好きな展開かもしれん…！！！！！！（うぉぉぉぉぉ！） (2022年12月13日 6時) (レス) @page47 id: 94182d8a2a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - そろぼち癒しの時間があってもいいと思うんですけどね、、(泣)みんな早く幸せになってくれ……君たちヒーローの卵を見てるとおばさんはもう胸が苦しくて苦しくて仕方ない…っ！！夢小説みたいにキュンキュンドッキンドッキンする青春ドラマやってくれよ！！！(???) (2022年12月13日 1時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年11月6日 23時
