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『……拗ねてるの？』
「は？誰が拗ねるかよ。」
『だって、珍しくずっとくっついてくるから。』
「…悪ィかよ。」
『むしろ嬉しいデス。』
くぅっ…可愛すぎてどうにかなりそう…！
ソファに座ってたら隣に座って腰に手回して少し体重かけてくるし、歯磨きしてたらさりげなく後ろから抱きついてくるし、"かっちゃん"呼びが相当マズかったのだろうか？
いや、こんな風に可愛く拗ねてくれるなら私にとってはご褒美同然！私よくやった！！
……わかってるんだよ。
本当は"勝己"って呼んで欲しいんだよね…
爆豪くんにもそんな願望があったなんて少し驚きだけど、そんな可愛いお願い、この私が聞かないわけがない……のだが。
……何せ、恥ずかしい。恥ずかしすぎて呼べない。
ごめんねごめんね…！と思いながらも、ツンデレ猫のデレ期のごとく私にくっついて回る爆豪くんがやっぱり可愛すぎる…！
『……凄いね爆豪くんは。
カッコいいのに、可愛いんだ。』
「は？今、何つった？」
『え？
だから、カッコいいのに可愛いもいけるんだな…って…』
「へェ……"かっちゃん"呼びの次は、
俺のこと"可愛い"とか言いやがんだなァ…？」
…待って。
それは私が知らない地雷だってば。
拗ね(甘え)モード(?)から一転、こめかみに青筋を浮かべた爆豪くんが鋭い眼差しと圧で、じんわりと私を壁際に追いやる。
『ほ、褒めてるんだよ？』
「俺にとっちゃそれは褒め言葉にならねンだよ。
……そーか。
お前、俺のことわざと煽ってやがるな？」
『違っ……んむっ…！』
赤い瞳が一瞬ギラついた時にはもう遅くて、喰われるように唇に噛みつかれる。
突然すぎて、息をする暇すらも与えてくれないから、肩を掴んで体を引き離そうとすれば、その手すらも捕まえられて頭上に一つにして固定される。
『んっ……待っ…て！』
「っはぁ…何を待ちゃいいんだよ。」
『そ、れは……ぁっ…！だか、らっ…！』
首筋に沿うようにして、何度もキスが落とされる。
それが気持ちよくて、そんな気分じゃなかったはずなのに簡単に気持ちを乗せられてしまう。
鎖骨に吸い付きながら上目で見上げてくる爆豪くんの目は完全にスイッチが入ってる。
〜！
『あ……』
これは…出動要請を知らせる音……
私のケータイから鳴るそれに、爆豪くんはしばらく黙って私を見ていた。
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
