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『か、買えた…！
買えたよ爆豪くん……っ！！』
10時に開店した瞬間、まるでタイムセール時のスーパーにいるおばちゃんの戦のごとく、店の前で待機していたファンたちが勢いよくなだれ込んでいった。
一歩出遅れた私は、そのあまりの速さと熱に押し負けて、自分の意志とは関係なく勝手に流されていった。
次々とお目当てのものが消えていく中、ようやく私の手が届いた時には後残り一つで。
あ…終わったな……なんて思っていたら、案の定目の前からラスイチが消えていった
…かと思った。
「あの…シャイニー、ですよね？」
『え？』
「これ、よかったら。」
その人が私に差し出してくれたのは、紛れもなく私が求めていた爆豪くんのコラボ香水。
え…なんで……
だって、あなたも絶対に欲しい物のはずじゃ……
「忙しいはずなのに、自分の足で買いに来たんですから
絶対に無駄にさせてはダメだ！…と思って。」
『いや、でも……』
「いいんですいいんです！
あ、じゃああとでサインください！」
『そ、そんなものでよければ…！』
私がそう言えば、「そんなものって何ですか。」って逆に怒られた。
そういうわけで、優しいダイナマイトファンに助けられた私は、こうして無事にゲットすることができたのだ。
この恩は絶対に忘れません…！！
そして、その日から3日後
「オイ、また痩せただろ。」
『むしろ1kg太ったのですが。』
「ならいい。」
『えぇ…』
爆豪くんは相変わらず私の親みたいだ。
離れている間、私がちゃんとご飯を食べているか心配で仕方ないらしい。
「……。
香水変えただろ。」
ｷﾞｸｯ！
『う、うん。まあね〜』
「俺以外の男でもできたか。」
『なんでそうなるの！』
「…。
ま、いいわ。」
…なんとなく、そう、なんとなく。
爆豪くん本人に香水を買ったことを伝えるのが恥ずかしくて、実はまだ言えていない。
そして言えてないまま香水を使ってるから、爆豪くんがそう思っても無理はない。
「…ほんとに浮気じゃねンだな？」
『当たり前じゃん。
私を何だと思ってんのさ。』
そう言って抱きつけば、私の肩に顔を埋める爆豪くん。
「……ンなの、わかんねーだろ。」
『お、久々のネガティブかっちゃん。』
「黙れ。あと"かっちゃん"やめろや。」
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まなみ(プロフ) - いや、ケミィ先輩めちゃくちゃイイ女…！！そして、士傑メンツとのシーンが予想外に好きでした！士傑メンツの口調とかやりとりのリアリティが！そして、言わずもがな。リアリティさ残しながらもほぼほぼ出来上がり過ぎてるくらいの溺愛具合の爆豪くん最強です。 (2023年3月14日 18時) (
レス) @page50 id: 33510eeae8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なな姫さん» お待たせいたしました…！！！きっとあの2人は何年経っても、死んだ先でも、仲良くなることはないんでしょうね…最高だ(?) (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - なつとんさん» いい加減デートさせんとダメですからねっっ！！！！♡(?)かっちゃんと旅行行きてぇな… (2022年12月22日 22時) (レス) id: e4dea0e6c8 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 士傑高校の回！！待ってました！！！相変わらずのかっちゃんと肉倉先輩で萌える♥♥ (2022年12月21日 8時) (レス) @page50 id: d61250ad0a (このIDを非表示/違反報告)
なつとん(プロフ) - ちゃっぱさん» 目指しましょう…！！旅行！！旅行だ！！待ってました！ (2022年12月21日 0時) (レス) @page50 id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年9月26日 19時
