133話 ページ43
次の日の朝は腰の痛さで目が覚めた。
まだ鳴らないアラームを消して起き上がろうとすると、私の上に乗っかっている重たい何かのせいで起き上がれない。
「……まだ時間じゃねぇだろ。」
掠れた声が頭上からしたかと思えば、私の上に置いていた腕で私を引き寄せてくる、分厚い胸板に。
その瞬間、昨日の夜のことが思い出されるから恥ずかしくなって離れようとするんだけど、離してなんかくれない。
おかしいなぁ、寝ぼけてるはずなのにこんなに力が強いなんて。
「…顔赤ェ。
朝から何想像しとんだアホ。」
『だって…』
「クソ気持ちよさそーに鳴いとったなァ？」
『〜ｯ？！
爆豪くんのバカぁ！』
朝からなんでそんな意地悪言えるの…
そして寝起きなのに面がいい…
今度こそ、と爆豪くんの腕から試みようとしたけどやっぱり離してくれないどころか、のそり…と起き上がったかと思えば、私の上に覆いかぶさってくる。
「…優しくするっつったのに、テメェがクソほど可愛いから
こちとら余裕なかったわ。悪ぃ。」
『大丈夫だよ。
…カッコよすぎて、どうにかなりそうだったけど。』
…あ、まずい。
爆豪くんの目の色が変わった。
カッコいい！…じゃなくて！
恐る恐る彼の下から逃げ出そうとすれば、ガシッ！と腰を掴まれた。
「逃げんな。」
『…ほら、ご飯食べなきゃ……』
「まだ時間あるだろうが。」
『私への愛が凄いね…？！』
「昨日、あんだけ言ってやったのに伝わってなかったっつーことか…あァ？」
『ｯごめん！伝わってるから悲しそうな顔しないで…
…ちょ、本当に待って！そこ触んないで！』
やばいやばい…朝から食われる…！
そう思った時だった
ﾋﾟｺﾝｯ
「…んな朝早くから誰だよ。」
私のスマホから通知音が鳴って、爆豪くんは嫌そうな顔で画面を覗き込んだ、プライバシーも何もない。
だけど爆豪くんは何を思ったのかその後、すっ…と私の上から退いて、床に落ちていた下着とスウェットを履いて寝室から出て行こうとした。
「そうだったわ。
今日はダメだったな。」
そう言って振り返った爆豪くんの表情は穏やかだった。
爆豪くんの言っていることの意味がわからず、スマホを見れば切島くんからで。
"今日からシャイニー復活だな！
待ってるぜ！"
窓からは眩しい朝日が差し込んできていた。
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
